Twitter創作企画「薄明のカンテ」のまとめ。世界観の説明に始まり、小説・イラスト・漫画・音楽その他、創作企画で生まれた作品を掲載する場所。

タグ検索でアサギ27件見つかりました。

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スカーフェイスは征野に呵う/べにざくろ

であろうか。  暫くルーウィンを見ていたアサギは飽きたのか用が済んだのか再び目を瞑る。もう少し彼を眺めていたいと思ったルーウィンはアサギに声をかけようとしたのだが。 「アレには近付くなよ」  ルーウィンの隣に座っていた大男が、ルーウィンの見ていたものに気付いて囁く。茶色の髪に同色の目、大きな身体は熊を彷彿とさせる男だったが、中身は小心者であることをルーウィンはマルフィ結社に入る&ruby(・){前}から知っていた。 「今更言われても遅いっすよ、ヴィドさん」  ルーウィンも囁き返す。  ヴィド――ヴィドクン…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%b9%a5%ab%a1... - 2022年08月24日更新

チチトーーク!どころの騒ぎじゃ無い

。各々離れた位置に席を移動。間にオルカとアサギを挟む。 ロード「さて。では皆さんお待ちかね!ぶっちゃけて下さい、好きな女性の!胸の大きさを!!」 ギル「言い難いわ!!ただでさえ他所様とおいそれと交わす話題でも無いのにシラフで言える訳が無いだろう!!」 ロード「ちなみに私は全部好きです。女性と言うだけで尊いんですよ…」 ギャリー「おいおい何一人だけ妙な株の上げ方しようとしてんだ。そもそもその発言だけで簡単に上がらねぇよ。今までのあらゆる場でのマイナスにしか向かない発言考えろやれ」 ネビロス「では、今入って来…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%c1%a5%c1%a5... - 2022年11月23日更新

急拵え小隊とブリーニと/べにざくろ

彼を&ruby(マキール){主人}とするアサギと、ロナと一緒に稽古場にいた第三小隊のセリカ・ミカナギ、そしてたまたま食堂にいた第六小隊のウルリッカ・マルムフェだ。  登山客の説明から双子山からテナ山へと向かう山道と見当をつけたウルリッカだったが予想は見事に的中していた。そこは双子山を登頂する人間が必ずと言って良い程一回は間違える山道としてある意味では有名だ。そんな山道をウルリッカは最近、[[とある事情>山ガール・ミーツ・初心者ボーイ/燐花]]で訪れていた為に地理に明るく、今回は&ruby(・・){囮…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b5%de%d9%cf%a4... - 2022年04月26日更新

愛の日にプレゼントを/べにざくろ

ruby(マス・サーキュ){機械人形}のアサギが大人しく座っていた。一応、何回か会ったことがあるので自分のことは認識しているだろうと判断して持ってきたソレをアサギに差し出す。 「 愛の日だから先生に渡したくて……これ、サオトメ先生に渡しておいてくれる? 」  タイガがロナに渡すのは毎年同じ店のクッキーだ。首都のソナルトにしか店舗を構えておらず、実家に帰ってはお土産に道場の皆にも配っていた自分にとっては定番の品。オレンジピールが練り込んであるタイプが一番ロナが喜んでくれたので今日もそれを選んできた。 ( 前…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2022年02月14日更新

I'm not as strong as you think./燐花

紅白の瞳。機械人形だ。しかも上質の。 「アサギ、どうした?」  そんな機械人形の後ろから同じ様な服を着込んだ青年が現れる。どこかで見た事があるなぁと記憶を総動員して、彼が仕事で目を通した何らかの書類にあった前線駆除班第四小隊小隊長のロナ・サオトメであると気が付いた。同時にここが前線駆除班第四小隊の待機室である事にも気が付いた。 「…あんた、&ruby(・・){それ}の&ruby(マキール){主人}ですか?」 「え?あ、ああ。俺は彼の&ruby(マキール){主人}だが…アサギが何かしたかな?」 「…ふん、ま…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/I%27m%20not%20a... - 2021年10月30日更新

あったようでなかった話/べにざくろ

 元締めに騙されてウナギのゼリー寄せを食べさせられた時のような眉間に深い皺を寄せた顔で、テオフィルスはパソコンのディスプレイを見つめていた。 「 何やってんだい? 」 「 あー、いや…… 」  テオフィルスにしては珍しく歯切れの悪い返事だったので、とことこと近付いてきたナンネルは彼の脇から覗き込むようにして水色の瞳でディスプレイを凝視する。そこには電子書籍でとある漫画が表示されていた。 「 『 この世界に有終の美を 』? アンタ、また新しい漫画買ったのかい!? 」 「 仕方ねぇだろ。&ruby(ユレ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%a2%a4%c3%a4... - 2021年07月10日更新

歪に揺れる/燐花

如き暴れ回っている彼──B.G-02ことアサギの姿だった。  バーティゴはその指示通りとは決して言えない光景に青筋を立てる。横に居たセリカは刀を抱えて彼女の横で指示を待った。 「…セリカ、ブラボー・デルタの負傷者を連れて皆とクジマのところに戻ってくれる?」 「ですが、お姉様は…?」 「私はあの鉄屑をふん縛ってから帰るわ。ああ、それから…彼らの負傷の理由を聞いておいて。おそらくアサギだろうけど…」 「はい…」  セリカと二手に分かれ、砂煙の立ち登る方へバーティゴは歩き出す。そこには複数の汚染された機械人形達…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%cf%c4%a4%cb%cd... - 2021年05月05日更新

或る日の練習場/べにざくろ

ruby(マス・サーキュ){機械人形}のアサギが付いてきている。その&ruby(マス・サーキュ){機械人形}へと目を向けたセリカが無意識に手に力を篭めた。力の篭めた先にあるのはタイガの両頬な訳でタイガはもはや声にならない声を上げる。 「 セリカ、その人が死ぬぞ 」 「 あっ……御免なさいねぇ、ヴァテールさん 」  アサギに指摘されたセリカは慌てて手を離すとタイガに謝罪をして両頬をその手で労わるように撫でた。白魚のような手で撫でられるのは気持ち良いが痣になるかもしれないなぁとタイガは遠い目をして思う。 「 …

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%bf%a4%eb%c6... - 2021年05月16日更新

鞘無キ懐剣/涼風慈雨

見ている。  誰もまだ気付いていない中、アサギの人工眼がその様子を捉えた。 ーー 誰一人、死なせるな。  直前に言われたロナの言葉を思い出し、動こうとしたアサギ。その瞬間、思考にロックが掛かり、向かおうとした足が別方向へ進んだ。 〈そこにいるのは保護対象の主人ではない。その場に行った場合、破損する確率はーー〉  サブシステムの弾き出した数値はかなり低い確率。それでも、“破損する確率がある”という一点に危険だと判断したシステムが自動的にアサギをその場所から退避させる。 「お嬢ちゃん!」  ヘラの大きな声にア…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%be%e4%cc%b5%a5... - 2020年11月15日更新

アサギ(B.Gー02)

ine data 親御さん:燐花 名前:アサギ(Asagi) 機体名:B.Gー02 男型○or女型or無性型 誕生日:5月5日 所属班:前線駆除班 性格:冷徹・理知的、隠してはいるが好戦的 髪色:緑色 瞳色: 赤と白のオッドアイ 身長:175cm 設定年齢:20歳 実年齢:5歳 好き:ウェンズデー 嫌い:機械人形の暴走 特技:剣技 前職:或る富豪の用心棒 一人称:俺 **Relation&Detail [[ロナ・サオトメ]]……結社に来てから前線駆除班に馴染めず居た彼の面倒を最後まで諦めず見てくれた。…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%a2%a5%b5%a5... - 2021年02月27日更新

愛日独歩/涼風慈雨

#contents(1) *am6:00 配達依頼  日も昇らぬ朝6時。  黒のトートバッグを持った人物が、とある寮の部屋をノックしていた。 「はーい」  あらかじめ話はついていたらしく、インターホンではないのに部屋の主が出てくる。ひょいと顔を覗かせたのはエドゥアルト・ウーデットだった。 「ユウヤミ先輩!ヨダカさんも!早いですね!」 「そうかい?時間丁度だと思うのだけれど」  エドゥアルトに優雅に微笑んで答えるのはユウヤミ・リーシェル。エドゥアルトが先輩と呼んで慕っている仕事の上司である。その後ろに従者の…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%c6%fc%c6... - 2021年03月04日更新

愛の日に新たな決意を君に/燐花

の言葉が初めて理解出来た気がした。 「アサギ」  ロナに声を掛けられアサギは目線だけを彼に向けた。 「どうした…?席に着いて…ん?それチョコか?」 「あー…オソナエモノ?」 「お供物?」 「人間って、死んだ奴や壊れた奴を思い出してこうやって何か飾ったりするんだろ?」 「あぁ、なるほど。そう言う人間も、いるな」 「も?」 「やらない人もいる。やり方の違う人もいる。まあ、思いがあれば形は自由だと思うぞ?そう言うものは人が居れば居ただけの作法が存在するんだ」  自由。そう聞いてアサギは自分の今の立ち位置を改め…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年02月13日更新

愛の日の朝を迎えて/燐花

したり青くしたりした。 *愛の日の朝のアサギ  君の声が聞こえるだけで  君の姿が見えるだけで──  アサギは朝からロナと準備をしていた。まめなロナの事だ。今日の為の準備はもうしっかり終わらせていて余裕もあるのだが、もし万が一何かあるなら手伝おうとスタンバイしていた。何せ真面目なロナだ、結社にいる全員に配るのかと思わんばかりの量を用意している。相当重い筈だ。 「俺何か手伝うか?」 「ありがとうアサギ。でも今は特に無いかな」  早速やる事が無くなったのでぼーっと佇んでいると、そう言えばとロナが口を開いた…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年02月07日更新

愛の日のレシピ/涼風慈雨

に話すロナの前にはこれまた真面目な表情のアサギがいる。とある支部の廊下の隅にて何やら相談中のようだ。 「敬愛も友愛も家族愛も対象に入るんだ。つまり、普段のお礼としての側面もあると言うわけだ」 「なるほど」 「というわけで、だ」  メモ帳を広げるロナ。 「普段のお礼をあげるなら、アサギは誰がいいと思う?」 「んー、ロナ」  間髪入れず答えるアサギ。 「俺か?この間みかん一箱くれただろ、あれだって十分過ぎる。気持ちは嬉しいが、他を考えようか」  ふ、とロナが目元を綻ばせる。あのみかんは本当はミサキが準備したも…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年02月07日更新

ロナの苦労/燐花

対面では普通の機械人形の様に見えた。 「アサギ。こちらロナ・サオトメ。 貴方と同じで刀を使うし道場の師範もしてた。ロナ、後よろしく」  アサギ。そう呼ばれたのは長い髪を一纏めにし、女性の様に整った顔立ちをした機械人形だった。  異動するほどのトラブルを起こす様には見えないが、何かあったのだろうか。 「アサギ、だったか?ミサキ女史から話は聞いてる。異動なんて大変だったな。トラブルか?」 「ああ、俺以外軟弱過ぎたんだ、あのチーム」 「もしかして嫉妬されたとかか?安心してくれ。俺達の間ではそう言うトラブルは無い…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%ed%a5%ca%a4... - 2020年09月23日更新

結社密着24時〜トリカゴの陣〜/涼風慈雨

リィ・セントラル。来ましたよっと。」 「アサギ。今来た。」 男性3人、女性2人、機械人形2体の合計7名。これが第4小隊。 「よし、全員いるな?ビクター、出発してくれ。」 「了解、小隊長!」 現場に到着するほんの少しの間に無線機と瑠璃色の腕章を付けながら今回の大まかな作戦を考える。もちろん、作戦の考案は参謀で副小隊長のぼくだ。 ヘラさんの携帯型電子端末を借りて現場周辺の地理を分析してみる。 「……ロナさん。メジムスト通りは比較的道幅の大きい道路です。テロが起きたとあれば後で軍警が通行止めにするはずです。こ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b7%eb%bc%d2%cc... - 2020年10月09日更新

ミサキの年末年始 評価!セッティング編その1

ノックされる音。 静寂を破る音に気づいたアサギが目を開ける。 充電は87%。覚えのない充電ボードが不思議だったが、アサギは気にしない事にした。 部屋の中の生物反応はミサキだけで、ロナはいない事を認識する。 ガラス窓の向こうから薄い陽射しが注ぎ込んでいて、ミサキの頭を照らしていた。 今度はさっきより強めのノック音が響いた。 うつ伏せに寝ているミサキを見たアサギは起きなかった昨夜を思い出し、戸口へ向かう事にした。 「誰だ?」と戸を開ける。 そこに立っていたのは大きなビニール袋を抱えたクマの浮いた目の赤い髪の…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%df%a5%b5%a5... - 2020年09月19日更新

燐花とネビ、アサギ、ヴォイド、 ギル、テディが喋ってみるよ。/燐花

ギ「この集まりは何だ」 燐「頼む喋ってくれ」 テ「え~? 何でまた~?」 燐「だってさ、カンテでさ、 他の親御さんが使いたいと思ってくれてもさ、君らのさ、話し方とか特徴とか分からんくてさ、書けないとかさ、あるかもしれないじゃんさ!」 ヴ「長い」 ア「手短に言えって。 この状況になった一番の原因は何なんだよ」 燐「私がなかなか小話とか投下しないので貴方方のキャラをいまいち前面に出せてません」 ネ「完全に貴方一人の責任じゃないですか」 燐「いや?多分ね、私にターボ掛けないいまいち萌えさせてくれない君らにも責任…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%ce%d5%b2%d6%a4... - 2020年09月27日更新

アサギと面談

やないけ」 結局まだ気持ちに気付かないアサギ。 そもそも気持ちの複雑さを理解する事があるんだろうか。会話は成立する、が、物を知ると言う範囲で見れば大きな赤ん坊感は否めない。 でも、ウェンズデーに対して特別な回路が動いたのと同じ様に、ロナ君とミサキちゃんに対してもまた違う 「特別な回路」が動いてるのもきっと気付いてる。これから更に「特別な回路」が増えるんだろう。戸惑いつつ嬉しいとも思うんだろうなぁ。 [[Twitter>https://twitter.com/rinka_creation/st…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%a2%a5%b5%a5... - 2020年09月27日更新

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