Twitter創作企画「薄明のカンテ」のまとめ。世界観の説明に始まり、小説・イラスト・漫画・音楽その他、創作企画で生まれた作品を掲載する場所。

タグ検索でヨダカ28件見つかりました。

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Jalnic Moroaica/燐花

書類に目を通してください」 「無粋だねぇヨダカ。もう私専属のマネージャーとしてその名をもらって丸二年以上経つのだからもうちょっと人間らしい情緒を覚えてくれないと面白くないのだよねぇ」 「私は貴方専属のマネージャーではなく貴方の監視役です。仮に前者であれ後者であれ業務に情緒は不要ですが」 「いやいや、それだと面白くないのだよ。仮にも公的には主人としているのだからそんな主人の要望に少しくらい努力してくれても良いのでは無いのかい?」 「私の&ruby(マキール){主人}は厳密には貴方ではありません。それに私は貴…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/Jalnic%20Moroai... - 2024年01月04日更新

これも5月の事だった/燐花

い。埒が開かないのでユウヤミは近くに居たヨダカにそっと耳打ちし携帯端末を渡した。ヨダカはそれを起動すると医療班のアペルピシアに連絡を入れた。 「そんなに心配な事を長引かせるより専門家に見てもらって白黒はっきりした方が良いね。マルムフェ君、後の事は良いから、結社に戻ってセラピア先生に診てもらっておいで」 「え!?で、でも…」 「『笑う事は最高の薬だ』とはよく言うよね。逆を言うと塞ぎ込む事は最悪の毒薬になってしまう。今の君は毒薬を体に生成してしまうくらい落ち込んだ顔をしているよ。だから行けるなら早く行った方が…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%b3%a4%ec%a4... - 2023年02月19日更新

君に掛ける魔法の話/燐花

よ!?おかしいわよあんた達!&ruby(ヨダカ){それ}も!&ruby(ガート){それ}だってただの殺戮兵器でしょ!?そんなもん連れてるなんて頭おかしいんじゃない!?」 「……じゃかぁしいわぁっ!!百歩譲って機械人形嫌いって理由でウチらを邪険に扱うのはまだ許したる!許したるけど自分万引きしようとしてた癖に何棚上げしとんねん!!」 「うるさいわよ機械兵器!!」 「ウチはやっとらんっちゅうねん!!」  これはおそらくガードだから成立しているやり取りだ。本来こんなナイーヴな話題でこんな賑やかな応酬は繰り広げられ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b7%af%a4%cb%b3... - 2022年03月06日更新

君の悩みを聞かせて/燐花

にも努めてください」 「やっぱり?」  ヨダカに呼び止められ、ユウヤミは改めてウルリッカの背中を見つめる。やはり何かを考える様な思い詰めた様な、彼女が振り返った時そんな曇った顔を浮かべて居た。 「彼女にも不満や不安、あるのだと思います」 「そりゃあ、あるだろうよ。彼女も人間なのだから」 「しかし、その理由が分かりません。そして理由が分からないが故に放置されていると言うのも小隊を纏める小隊長としてあるまじき行為です」 「うーん、放置している訳では無いのだけれどねぇ?彼女くらいの年頃であの様子…多分、恋愛面で…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b7%af%a4%ce%c7... - 2021年12月30日更新

愛は哀とて藍の如し/涼風慈雨

リーシェルを主軸に据え、助手を務めてきたヨダカ、失踪した二人と交流が深く且つ情報収集の迅速さからテオフィルスが選ばれ、仮の部署が出来上がった。  その名も「マルフィ結社特別捜査班」。今までのどの部署にも所属しない、独自に動き回れる新しい部署がここに生まれたのだった。 「さて」  狭い室内にいるテオフィルスとヨダカに微笑むユウヤミ。 「特別捜査班として宜しくお願いするね、メドラー君」 「おう……」  彼らが集まっているのはテオフィルスの部屋である。社内の空き部屋を使っても良かったのだが、一から部屋を整備す…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%cf%b0... - 2021年09月10日更新

愛日燦々/涼風慈雨

{前線駆除}班のウルリッカ・マルムフェとヨダカ様の写真の交渉の為に会いに行って、食い倒れ祭の時の怪しげな写真を目撃した。  貰った写真を見るのに夢中になっていたわたしは、背後から近づいてくるもう1人の黒い人に気づかなかった。  わたしはその人物に肩を叩かれ、気が付いたら……写真が消えていた! フィオナ・フラナガンがまだ写真を持っていると黒い人にバレたらまた写真を消され、ウルリッカ・マルムフェにも迷惑が及ぶ。  ロード・マーシュの助言で写真を隠すことにしたわたしは、彼にITに強い知人はいるかを聞かれて、咄嗟…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%c6%fc%bb... - 2021年09月18日更新

花細し/べにざくろ

を開けたウルリッカは目を丸くした。 「 ヨダカの子供……? 」  呟くウルリッカの目に飛び込んできていたのはユウヤミが抱いているヨダカと同じ髪色の子供の後ろ姿だった。 「 &ruby(マス・サーキュ){機械人形}に子供は出来ませんよ 」 「 じゃあ、その子は何? 」  呆れたようにユウヤミの後ろに控えているヨダカが呟くとウルリッカは疑問を彼等にぶつけた。そんな彼女に喉の奥でくつくつと笑ったユウヤミは抱いていたヨダカの子供(仮)を顔が見えるようにウルリッカに向ける。その子のヨダカと同じ金と銀の&ruby(オ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b2%d6%ba%d9%a4... - 2021年05月01日更新

黒猫怪奇譚/涼風慈雨

ものだった。直接本人に連絡がつかないならヨダカに連絡したいところだが、ヨダカが面倒を見られる状態なら態々ミサキのところに少年をよこす必要はない。  つまり、ユウヤミはどうしてもヨダカに頼れない、もしくは頼りたく無い理由があるという事だ。 「で?」 「……他に行くところ無くて。一緒に帰らなきゃいけないのに」 「何処に誰と?」 「家だよ。一緒にいたはずのクラリスも見つからないし」 「クラリス?」 「ぼくの妹。3歳」  もしも、見た目だけを逆再生の如く縮めてしまう薬があったとしたらーーとSFチックな事まで考えて…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b9%f5%c7%ad%b2... - 2021年04月24日更新

意地悪な神様に別れを告げる為に/燐花

に動ける様にはしておいてくださいよ」  ヨダカに声を掛けられユウヤミは彼の方を見る。ヨダカの顔は、彼が機械人形だからか感情は読めないが、それにしても珍しい念押しをしたものだ。 「えぇ?そんな当たり前の事を言うなんて珍しいねぇ」 「何だか普段より目の焦点があっていない様に見えたので。呆けているつもりはないと思いますが、今日は空を見つめる時間が平均していつもより一秒も長いです」 「うーん…昨日の今日だからそう言う気がするんじゃないかい?」 「お疲れですか?」 「まあねぇ…なんたって久しぶりにガニマール君の顔も…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%d5%c3%cf%b0... - 2021年03月20日更新

体が縮んでしまっていた!?/燐花

しまった…?」  ボソリと呟くユウヤミ。ヨダカは振り返ると不思議そうな顔でユウヤミを見、そしていつもの如く「ああ」と納得した様に一言口にした。 「キリで頭蓋に穴でも空けられましたか?主人」 「それで私がはいと答えたらどうするつもりなんだい?」 「軍警に判断を仰ぎます」 「リアルな回答するね」  アレだよ、と指差すユウヤミの指した先を追うと、そこに居たのはヴォイドと子供。最近ヴォイドがフランソワに懐かれていてよく一緒にいるものだから、子供といる光景と言うのは何ら不思議では無いが。 「あの子供…ロード・マーシ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%c2%ce%a4%ac%bd... - 2021年03月26日更新

愛日独歩/涼風慈雨

ト・ウーデットだった。 「ユウヤミ先輩!ヨダカさんも!早いですね!」 「そうかい?時間丁度だと思うのだけれど」  エドゥアルトに優雅に微笑んで答えるのはユウヤミ・リーシェル。エドゥアルトが先輩と呼んで慕っている仕事の上司である。その後ろに従者の如く控えて静かに佇んでいるのが&ruby(マス・サーキュ){機械人形}のヨダカである。 「中に入ってもいいかい?」 「どうぞ。外は声が響きますもんね」  隙間からするりと中に入るユウヤミとヨダカ。さながら猫のようだとエドゥアルトは思った。 「今回はすまないねぇ、私の…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%c6%fc%c6... - 2021年03月04日更新

ヨダカ(AGENT.005)

e data 親御さん:涼風慈雨 名前:ヨダカ(Yodaka) 機体名:AGENT.005 男型○or女型or無性型 誕生日:3月9日 所属班:前線駆除班 性格:忠実。無機質な雰囲気。ユウヤミに対しては常に辛口。すべきことを為すタイプ。 髪色:ラベンダー &color(#e6e6fa,#000000){■#E6E6FA} 瞳色: 右目がサフランイエロー&color(#ffcc40,#000000){■#ffcc40}、左目が銀 身長:173cm 設定年齢:20歳 実年齢:2歳 好き:ユウヤミが仕事をするこ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%e8%a5%c0%a5... - 2020年09月18日更新

2174年お正月/べにざくろ

ェルだった。その隣には彼の機械人形であるヨダカもいる。 「 任務、お疲れ様です 」  ユウヤミとヨダカが早朝から何やら任務に出ていたことは知っていたウルリッカは1人と1体に労いの言葉をかける。尚、それが第4小隊のメンバー数人との合同任務( [[ミサキの年末年始 幕間!第4小隊と第6小隊編]] )だったとは知る由もない。 「 今年もよろしくお願いします 」 「 うん、宜しくね 」 「 ヨダカも。よろしくね 」 「 &ruby(マキール){主人}共々、宜しくお願い致します 」  ユウヤミとヨダカへ新年の挨拶…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/2174%c7%af%a4%a... - 2021年01月01日更新

愛の日のレシピ/涼風慈雨

ど何も思いつかないわたしの馬鹿!最推しのヨダカ様は最高にクールでカッコよくてミステリアスでしろいのに似てて尊いんだ。&ruby(マキール){主人}の代わりにあれこれ頑張ってる姿とか甲斐甲斐しくて良きよな。くぅ〜!いつも仲良さそうに一緒にいる黒い人そこ代われぇぇぇ!!両目の虹彩の色が違うとかしろいのそのものだし、わたしとお揃いだし本当テンション上がるわぁ〜!!遠目にご尊顔を拝したただけでも生きる糧になったわ最高!今日も元気にお仕事頑張ってください!!ーー  まるで、手の届かない人に恋をするかのような表情のフ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年02月07日更新

白昼夢/燐花

勝手にいなくなりましたね!?」 「うわ、ヨダカ!?何でお前ら揃って神出鬼没なんだよ…」  とりあえず、今は気にしなくて良い。  ユウヤミはそんな確信を持った事をテオフィルスに話した。何だか釈然としない思いを抱え、気付いたら日も傾いてきた。ヴォイドはいつのまにか呼吸も整え、いつもの彼女に戻っていた。  今日はこれ以上触らぬようにしよう。  とは言え、どうやら厄介な何かを持っている様に思える、あのロードと言う男は。  そう感じて少しだけテオフィルスはロードに会わないように気を付けたいと思った。  ロードへの好…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%c7%f2%c3%eb%cc... - 2020年12月30日更新

We are the 6th platoon!/べにざくろ

。おそらく姿は見せていないがその近くにはヨダカが潜んでいるに違いないし、ユウヤミが簡単に殺られる人物ではないことをシリルは良く学習していた。 ( 煮ても焼いても食べられない人ってああいう人のコトを言うのよ )  あいにくシリルには飲食をする機能がないのでそれを実践する日は来ないが、飲食できたとしてもユウヤミを食べるのは難しいだろうとは思う。でも、もしユウヤミを調理してもらうなら煮込みだろうか。それとも揚げ物?  とんでもない思考の海に飛び込みそうだったシリルを我に返したのはウルリッカの銃撃の音だった。一体…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/We%20are%20the%... - 2020年09月22日更新

ミサキの年末年始 幕間!第4小隊と第6小隊編

銀のオッドアイの機械人形もいる。 「ねぇヨダカ、なんで私には長期休暇が無いんだい?」 「必要が無いからでしょう。」 「私もサオトメ君と同じ小隊長だよ?長期休暇の何もおかしくないだろうに。」 「答えはお分かりなのでしょう?聞くなんてお人が悪い。」 機械人形の言葉に口を尖らせた男は机の上で体育座りをする。 「小隊長達の中で一番柔軟に対応ができて、今のところストレスはあまり感じていないから、と言うところだろうね。この間のストレスチェックで何も出なかったのは私だけだし。」 「本業再開までの暇つぶし、ですからね。」…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%df%a5%b5%a5... - 2020年09月19日更新

生きる為に、食い倒れ/燐花

こんなのも面白いかもねぇ…」 *走れヨダカ ヨダカは激怒した。彼が人間であったなら。 何だかいそいそと準備をしているユウヤミが気になった時、もっと警戒しておけば良かった。まさかこんな形で居なくなられるとは。時を戻そうったって戻るわけもなし、面倒な事になったなとヨダカは思考回路を巡らせた。 「…やってくれますねあの放蕩主人め……」 今日、ヨダカはユウヤミを見ていない。何かを察知し探しに動けば、総務部が書類を届けに来た。経理部もだ。受け取り、内容を確認してこれがユウヤミの大掛かりないたずらであると気付いた…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%c0%b8%a4%ad%a4... - 2021年01月06日更新

遊びをせんとや生まれけむ/涼風慈雨

の目には眩しすぎる。 「もうちょっと」とヨダカに背を向けてシーツにくるまると、思い切りよく剥ぎ取られた。 「かなり譲歩しました。これ以上睡眠時間を取れば遅刻しますよ。」 言われるまでもない。仕方ないと起き上がって支度を整える。 洗面台の鏡に写っているのは外では絶対見せない酷い顔。髪を整え、両手で顔を覆って、自分で自分に暗示をかける。 そう、此処での私はラウール・ケレンリーではない。アルセーヌ・ラプラスでもない。アスで探偵屋をしていたユウヤミ・リーシェルだ。第6小隊の小隊長で慕われているユウヤミ・リーシェル…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%cd%b7%a4%d3%a4... - 2021年01月02日更新

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