Twitter創作企画「薄明のカンテ」のまとめ。世界観の説明に始まり、小説・イラスト・漫画・音楽その他、創作企画で生まれた作品を掲載する場所。

タグ検索でニコ14件見つかりました。

ニコリネ・エークルンド

data 親御さん:べにざくろ 名前:ニコリネ・エークルンド(Nicoline Eklund) 誕生日:1月27日 血液型:O型 所属班:汚染駆除班 性別:女 好き:華やかなもの、綺麗なもの、可愛いもの 嫌い:自分 性格:うじうじしてる。自分に自信が無い。 特技:気配を消すこと 髪色:くすんだ茶色 瞳色:くすんだ茶色 身長:158cm 年齢:23歳 趣味:ネットサーフィン 一人称:私 前職:ひきこもり 加入理由:脱ひきこもりの為 キャラから一言:「はぁ……どうも……」 NG: **Relation&…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%cb%a5%b3%a5... - 2021年10月17日更新

It's fine today/べにざくろ

私の場合はクラスの人気者の女の子であったニコレッタと名前が似ていたからということからだった。それと学年でもトップクラスであった成績に対する妬みもあったのかもしれない。 「あの地味子がニコちゃんと同じ愛称とか生意気なんだけど」 「“じゃない方”のニコじゃない?」 「みんな、そんな言い方可哀想だよ。ね、エークルンドさん?」  そう言って私に向けたニコレッタの目は&ruby(わら){嘲笑}っていて彼女はそんな事は微塵も思っていないのだなと直ぐに分かった。そこから始まったのは些細なイジメ。陰口を叩かれたり、グルー…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/It%27s%20fine%2... - 2021年10月17日更新

私の周りのsmooth talker/べに

th talker  どどどどどうする、ニコリネ!  解決策を見出さないままモニターを見つめるニコリネ・エークルンドの&ruby(スモーキーブラウン){くすんだ茶色}の目は忙しなく己の書いたコード文の上を動いていた。  ニコリネは言うまでもなく凡人だ。だからプログラムを書いても一発で思い通りに動くことは無い。 『プログラムは思った通りに動かない。書いた通りに動く。』  詠み人知らずの名言であるが正にその通りである。 そもそも今はプログラムが動きもしない段階で止まっている訳であるのであるが。 「あ」  …

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%bb%e4%a4%ce%bc... - 2023年02月17日更新

あいよりいでて、/べにざくろ

がらも隣席の仲間に休憩に入る旨を告げるとニコリネは静かに部屋を抜け出した。部屋を出るまで他人の迷惑にならないように大人しくしようと息を止めていたので、部屋を出た瞬間に吸った空気が何の変哲もない廊下の空気であっても今日も美味い。  汚染駆除班最寄りの休憩所には兎頭国由来のブレンド茶のペットボトルが売っていて最近のニコリネのお気に入りだった。調達班がマメに商品チェックをしていてくれるおかげか品切れになることはないそれを今日も飲もうとニコリネは少しだけ浮かれた足取りで廊下を歩く。 「ぼくら毎日、エンドレスゲーム…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%a2%a4%a4%a4... - 2022年09月18日更新

急拵え小隊とブリーニと/べにざくろ

」と内心で謝罪しながら震える&ruby(ニコリネ・エークルンド){ジャージ姿の女性}がいた事に気付かないままで。  * * *  ミサキを先頭に歩くロナ達急拵え小隊が辿り着いたのは何故かミサキとは不釣り合いな食堂だった。当然ながら営業時間は終了しているが電気が付いている。 「サオトメ先生! お疲れ様です!」  そんな電気の点いた下にいたのはロナに会えた嬉しさ全開とばかりに手を振るタイガと二体の機械人形だった。機械人形は両方とも食堂で働くノエとネリネである。 「タイガ……?」 「お前、給食部だったのか」…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b5%de%d9%cf%a4... - 2022年04月26日更新

Rica di a piacere./べにざくろ

ts *余談すぎる序章  夕暮れの道をニコリネは今日も今日とてイケてないジャージ姿でもそもそと歩く。  手に提げているのはコンビニの袋。中身は本日発売のお菓子である。  マルフィ結社の周辺は、自分達にとって危険な場所と分かっているのか汚染された機械人形達も避けているようで事件が起きたことはない。それ故にニコリネのような非戦闘員でも楽しくコンビニへと行って帰ってくることができるのだ。 「今日も会えなかったな……」  周囲に誰もいないこともあって、誰に聞かれる訳では無いから良いやとばかりに呟く。  会えなか…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/Rica%20di%20a%2... - 2022年05月24日更新

愛の日にプレゼントを/べにざくろ

09:05 Nicoline  出勤したニコリネは、その事実に気付いて愕然とした。 「ん? ニコリネちゃん、どうした?」  つい数分前、『は!? ミサキちゃん、今日在宅なのかよ!? 』と不機嫌に声を上げていたのが嘘のような笑みを浮かべたテオフィルスが問い掛けてくる。そんな彼の手には個包装の菓子があった。同じようなものを何個も持っているらしく紙袋から出して来たソレは、ニコリネに差し出されている。 「あ、あああ、ありがとうございます……」  いつまでもテオフィルスに菓子を差し出されたまま立っていてもらうのも失…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2022年02月14日更新

Smaklig maltid!2/べにざくろ

あ、これはマズイ。  立ち上がった瞬間、ニコリネは己の身体の異変に気付いた。  しかし、気付いたからといってもはや何も出来ることはなく。  地球が自転スピードを早めたのかと言いたいくらいのスピードで回転して見えて。  身体が自分の意思に反して動かなくなったと思えば床が見えて。  その床に思いきり吸い寄せられて、ぶつかった衝撃が痛いと思って。 「ニコリネちゃん!?」  テオフィルスの驚いた声が聞こえたと思ったら。 ――ニコリネの意識は&ruby(ドロップアウト){暗転}する。  * * * 「頭頚部に…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/Smaklig%20malti... - 2022年01月30日更新

Let's stay together./べにざくろ

リィに「桃」と呼ばれたミアは満足したのかニコニコと笑って去って行った。オルカもミアの言葉でユリィが誕生日であることを学習したらしく「お誕生日おめでとう」との言葉をユリィへと向けていた。 「え、ユリィちゃん誕生日なの!?」  焦ったのはテオフィルスである。先月、[[自分の誕生日を色々な人間に祝ってもらってからというもの>生まれ落ちた喜びを知る/燐花]]のテオフィルスにとって誕生日は「単なる生まれた日」から「人を祝う日」に姿を変えていた。  そんな中、訪れていたユリィの誕生日。  何もあげるものは持って…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/Let%27s%20stay%... - 2022年01月29日更新

月下美人に例える程格好良くは無い/燐花

 ニコリネ・エークルンド。二十三年感生きてきて、暗闇が物騒だと思った事がない。何故なら、夜遊びが盛んになり始める高校生に上がるくらいには立派な引きこもりになっていたのだから。  暗い路地で変な人を見たとか、暗がりに引き摺り込まれて暴行されたとか、電子世界でニュースは目にするが実際に見た事がないのでイメージは湧かなかったし少なくとも自分は無縁と思っていた。夜の帳が下りる時間帯など、完全に部屋に篭ってネットサーフィンに勤しむ時間だ。それをするのが当たり前に行なっていた。テロ前までは。  マルフィ結社に所属して…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b7%ee%b2%bc%c8... - 2022年01月28日更新

男だらけの飲み会にて/燐花

」  何でかブラックコーヒーを手に持ったニコリネにそれを手渡され、テオフィルスは目をパチクリと瞬かせた。 「え?ニコリネちゃん、これ俺に?何?わざわざ買ってくれたの?」 「そ、それが…一本買うだけのつもりが…故障してたのか何故か六本も出て来ちゃいまして…」 「それは確かに多いな」  そう言えばさっき、自販機の方から「ひぁぁぁぁぁあっ!」と言う情け無い声が聞こえた気がした。なるほどあれは予想外に多く飛び出た缶コーヒーに驚いたニコリネの叫び声だったか。迅速なメンバーが多いからかもう当該の自販機には「故障の為使…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%c3%cb%a4%c0%a4... - 2021年12月23日更新

ココアはやっぱり?/べにざくろ

 ニコリネは自動販売機の前で、購入した缶を手に立ち尽くしていた。  彼女の手にあるのは何の変哲もないコーンポタージュの缶だ。  確か粒入りのコーンポタージュの場合は、缶の下を少し凹ませた方が流体力学の何かによって缶に粒が残ることはないとか何とか&ruby(ユレイル・イリュ){電子世界}で得た知識が頭を過ぎるが、今はそれどころではない。 「ココア……」  そう。ニコリネはコーンポタージュを買うはずではなく、思わず呟いてしまったココアを買うつもりだったのだ。今は業務の真っ最中で自分は『疲れた時には甘いものだよ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%b3%a5%b3%a5... - 2021年12月22日更新

生まれ落ちた喜びを知る/燐花

思いながらデスクトップに向かうと、続いてニコリネが近寄って来た。ニコリネは超が付く人見知りだ。誰かと話すと言うのもなかなか一苦労な様で、テオフィルスはそれを分かっているので彼女と話す時は務めて会話をリードしようと気遣っている。しかし、この日ニコリネは積極的だった。 「メ、メメメメメドラーさん!!」 「惜しいな。ニコリネちゃん、メは一個で大丈夫だぜ?」 「メ、ドラー、さん…あの、これあげます…!」  その手にはいつだったか前にも貰ったブラックコーヒーがあった。テオフィルスが「さてはまた自販機壊れた?」と優し…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%c0%b8%a4%de%a4... - 2021年12月12日更新

Smaklig maltid!/べにざくろ

と言ってテオフィルスは更に口を開く。 「ニコリネちゃんってお昼になると消えるよな」 「……そうっすかね?」  &ruby(ズギサ・ルノース){汚染駆除}班の部屋にいても大人しくて目立たないニコリネなので、トニィは特に彼女の行方について気にしたこともなかった。今、はじめて言われてみると同じタイミングで昼休憩に入っても食堂で見掛けたことすら無かったかもしれない、とようやく思うくらいだ。  そんな影の薄いニコリネのことすら「性別が女だから」という理由だけで気にしているテオフィルスに薄気持ち悪さを感じつつも、トニ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/Smaklig%20malti... - 2021年12月08日更新

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