Twitter創作企画「薄明のカンテ」のまとめ。世界観の説明に始まり、小説・イラスト・漫画・音楽その他、創作企画で生まれた作品を掲載する場所。

タグ検索でクロエ35件見つかりました。

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Jalnic Moroaica/燐花

こに声を掛けたのは、近くで二人を見ていたクロエだった。 「あの、タイガ氏……聖ミクリカ教会と聞こえた気がするのですが」 「クロエちゃん!うん、今第六小隊がそこで作業してるんだよ!」 「おまけに、シスターが現れる…と言いましたか?」 「そうそう、シスターイングリドって言うんだって。もしかしてクロエちゃん、知り合いだったりする?」 「そう言えばバートン…確かその教会出身だったよな……もしかしてお前が探していたシスターの名前か……?」  クロエは聖ミクリカ教会の出身で、テロの日は外出していて事なきを得たと言う経…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/Jalnic%20Moroai... - 2024年01月04日更新

イコナは本日も晴天なり/べに

背筋が自然と伸びる。振り返れば真剣な顔のクロエ・バートンと目が合った。 「な、何だよ」 「牛が元気かどうか、具体的にはどこを見て判断しているのですか?」 「ん? 見れば分からねー?」  クロエの問いに思った通りに答えると舌打ちをされた。  幼い頃から牛達に触れているルーウィンとしては、もはや雰囲気で元気かどうか分かるものなのだが、クロエの望む答えはそうではないらしい。牛が草を食むようにゆっくりと言葉を考えてから、ルーウィンはおそらくクロエが望むであろう答えを述べる。 「まず飼槽に餌を入れた時の集まり方じゃ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%a4%a5%b3%a5... - 2023年11月10日更新

Y'a d'la joie/燐花

ビロス氏が手を出してくれない?」 「く、クロエちゃん!!しーっ!!」  翌日。ネビロスにも一人の時間が必要だろうとミアはクロエと昼食を摂る事にした。彼の時間を確保してあげると言うのも勿論目的ではあるが、今日に限っては悩みを聞いてもらうと言う事が一番の理由だったかもしれない。  クロエは同い年ながら大人びた視点から物事を見れる女性であったし、ミアは常日頃彼女の意見を頼りにして居たからだ。 「だ、ダメだよぅ…!大きい声出しちゃ…!!」 「あぁはいはいすみません。で?何がどうしてどこが不満なので?」 「不満とか…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/Y%27a%20d%27la%... - 2023年10月07日更新

Dusty Honey/べに

ていたシフト表の画面だ。  ルーウィンとクロエ・バートンの希望休みは先日のクロエの言葉を裏づけるように同じだった。正確にいうならクロエは未だ本来なら学生の身のため結社でも特別に1ヶ月の休暇。彼女の休みの始めにルーウィンがわざわざ合わせているというのが正しいのかもしれない。  ルーウィンが気になっている女子の正体に驚いたのもあったし、そんな彼女と一緒に家に行くまで仲良くなっているのも驚いた。ロードから「クロエは牛乳が大好きで……」と世間話の中で聞いたこともあり、ルーウィンの実家が牧場なのでピッタリなのは分か…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/Dusty%20Honey%a... - 2023年03月21日更新

あいをかなでて/燐花

いないかい?」 「近しい…?シキ…いや、クロエですか…?でも前線のリーシェルさんが来るのだから…?すみません、私には心当たりが無いのですが…」 「え?分からないかい?あれれーおかしいなぁ、君は殊更&ruby(・・){美女}の事なら物覚えが良いと記憶していたのだけれど?」  ユウヤミのわざとらしいその一言にロードの笑顔が完全に固まった。なんて事を口走ってくれるのだ、ここにはまだ同僚の女性が三人も居るじゃないか。 「あれー…?ならば私の記憶違いなのかもしれないねぇ?君の懇意にしている人の中でも特に豊満な胸囲を…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%a2%a4%a4%a4... - 2023年02月06日更新

Bon anniversaire !/べに

Y HEART!!/べにざくろ]]かぁ。クロエちゃんともゆっくりお話出来てないし、お休み合う時あったら一緒にお出かけしたいな。  そう思ってクロエちゃんに「6月6日にモビデの新作発売するんだけど」とメッセージを打ちかけて、私は重大事実に気付いてしまった。 ――6月6日ってネビロスさんの誕生日!?  議長兼&ruby(ファシリテーター){司会・進行役}、ミア・フローレス。  &ruby(プレゼンテーター){発表者}、ミア・フローレス。  書記、ミア・フローレス。  当然の事ながら&ruby(オブザーバー…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/Bon%20anniversa... - 2023年01月20日更新

くろねこのたんご/べに

たので&ruby(・・・・){仕方なく}クロエに分けてやろうと思っていたのに。  そんなクロエの友人であるミアに連絡をとろうかとも思ったが、そこまでしてクロエを探すのも何だか気恥ずかしくて無理だ。&ruby(恋バナ){恋愛話}が好きなミアは、ルーウィンが「クロエに用がある」と言うたびに締まりのないどうしようもない顔でルーウィンを見てくるので実はルーウィンとしては、あまり頼りたくない。  ミアを除外すると他のクロエの交友関係でルーウィンが知っているのはシキ・チェンバースとロード・マーシュであり2人が頭に浮か…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%af%a4%ed%a4... - 2022年12月22日更新

チチトーーク!どころの騒ぎじゃ無い

。ウル好き」 テディ「よく一緒にいるのはクロエだよね?あ、大体ロードも一緒だけど」 シキ「うん。クロエも好き」 テディ「何?貧乳好きなの?」  何故だろう。テディはパラグラフ14の部屋に来ると急に反抗期を前面に出す気がする。 ギル「セオドア。あらゆる方向に喧嘩を売るな」 テディ「別に喧嘩なんて売ってないけど。で?どうなの?正直どんな子が好きなの?」 シキ「んー…俺より背の低い子、かな?」 全員「「二メートル超えの女の子がおいそれと居てたまるか」」 >>望まれたらto be continued…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%c1%a5%c1%a5... - 2022年11月23日更新

カタストロフの夜を超え/燐花

てもらう日』だと言っていた気がする。  クロエはそう記憶していた。ヴォイドやミサキの話があったからどうなるかは分からないが、それも込みで互いに慰め合えるならそれに越した事もない。現にミアに送ったメッセージに既読が付かないので、まあ仲良くやってはいるのだろう。  そう考えながら、クロエはぐいっと牛乳瓶を煽った。 「バートンちゃんや。珍しいねー、お姉さんを食事に誘ってくれるなんて」 「ふん。早めの慰労会みたいなもんスよ」  カチャカチャとナイフとフォークを使って上品にリブアイステーキを口に運ぶフィオナに対し、…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%ab%a5%bf%a5... - 2022年10月03日更新

CAUGHT MY HEART!!/べにざくろ

 脇でミアの注文を虚無の顔で聞いていたクロエは密かに脳内でツッコミを入れていた。普通の現役女子高生という生き物は、何故こんな面倒臭い飲み物を嬉々として注文できるのか。これが普通の現役女子高生に必要な&ruby(スキル){技能}というならば、自分は普通の現役女子高生になれなくても構わないと思う。  そんなことをクロエが考えていることなんて微塵も気付かないミアは「次、クロエちゃんの番だよー」と呑気に笑ってレジ前をクロエへと譲った。  &ruby(パートナー){モビデ店員}の「いらっしゃいませ」の代わりに放た…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/CAUGHT%20MY%20H... - 2022年06月12日更新

プリマヴェーラ・フェリチタ/燐花

モヤする。  そんなシキを遠目に見ていたクロエがプレートを手に近付いて来た。それに真っ先に気付いたのはウルリッカだった。 「ウルリッカ氏、メニューに無いもん食ってますね」 「あ、クロエ。これね、エミールがくれたの」 「エミール氏…あぁ、エミール氏…」  細めた鋭い目を厨房に向けるクロエ。彼女にとってエミールとは「何故か自分に対してやたら低姿勢な男」であり、それ以上でも以下でも無かった。それよりも彼女が気にしたのは妙に様子のおかしいシキだった。 「うん。エミールがね、私の誕生日知っててケーキ作ってくれたの」…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%d7%a5%ea%a5... - 2022年05月12日更新

けだまころころ/べにざくろ

状態を破ったのはセーラー服を身にまとったクロエ・バートンの冷静な声だった。近寄ってきたクロエは、いつも通りの平静な顔でオルヴォから仔犬を受け取って、その腕に抱き込む。 「あ、じゃあ宜しくお願いします」  急に話に入ってきたクロエに面食らいながらも、オルヴォは柔和な笑みを浮かべて軽く頭を下げた。オルヴォを真似してリリアナも「おねがいします」と、こちらは最敬礼並に頭を下げる。 「それじゃ、ぼく達は帰ろうか」 「うん! じゃあね、パパ!」  とりあえず仔犬問題の片付いたオルヴォとリリアナはそうして保育部へと戻っ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%b1%a4%c0%a4... - 2022年03月13日更新

薔薇は咲く、何度でも/燐花

いま帰りました。あれ?ネビロス氏?」 「クロエ」 「うふふ、お帰りなさいクロエ。今日も大学は楽しかったですか?」 「…小学生じゃ無いんですから……まあ、楽しかったですけど」  緩く一つに結いた髪をアップにして纏め、結社で見慣れたセーラー服でなくジーンズにシンプルなシャツと言う姿で現れたクロエクロエは一瞬キョトンとした顔をしたが、ロードの作業をちらりと見ると「これは使用済み」と当たりを付け、慣れた手付きで使わなそうな道具を倉庫にしまう手伝いをする。よく周りを見ている子だとネビロスも感心した。 「珍しいです…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%e9%ac%e9%af%a4... - 2022年02月22日更新

DONKO☆SHITAKE/べにざくろ

 ルーウィンに声をかけてきたのは総務部のクロエ・バートン。そしてルーウィンのテンションを急降下させた存在が、その隣に立つ&ruby(ナリル){調達}班のシキ・チェンバースだ。  この二人に人事部のロード・マーシュを加えた三人組は結社内でもたびたび見かける組み合わせだった。おそらくはロードがマルフィ結社に勧誘してきた若い二人ということもあって、彼に懐いているからなのだろう。それ故にそんな二人が一緒にいたところで何ら不思議なことはないのだが、この組み合わせを見る度にルーウィンは胸がざわつく。自分と彼らの間には…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/DONKO%a1%f9SHIT... - 2022年01月10日更新

○○をしないと出られない部屋

?」 「…何してんですか貴様ら」  ふとクロエの声がして二人同時にそちらを向く。気付けばあの謎の部屋は無く、ここはクロエの部屋だった。クロエからしたら、部屋で寛いでいたらいきなりいかがわしい状態の二人が目の前に飛び込んで来たのである。不憫以外の何者でもないが彼女は冷静な判断と豪胆さを兼ね備えていた。  過去の出来事から自分に見られていようが何だろうがスイッチさえ入ればお構い無しに続行するのがロードであると彼女は知っている。この状況からも何かを察したクロエは二人の間に突入すると、キャミソールを捲り上げられた…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a1%fb%a1%fb%a4... - 2021年12月11日更新

はじめになまえありき/べにざくろ

が若さの象徴のようで大人には眩しく見えるクロエ・バートンだ。  年齢のわりに大人びた性格の彼女はリアムに目をやると何かに気付いたように軽く目を見張ると、彼に近付いていく。風邪疑惑のあるリアムに近付くクロエにユリアが制止するように声をかけるが、クロエは構わずリアムへと近付いて行った。 「どうした?」  鋭い眼光のクロエに見つめられながらも、若い女性に睨まれたからといって気圧される訳にもいかないリアムは平然と彼女を見つめ返す。そして気付く。クロエの紫色の目はリアムの目ではなく、リアムの顔半分を覆うような焦茶色…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%cf%a4%b8%a4... - 2021年11月09日更新

I did it!/燐花

れ」  目の前に純白のドレスに身を包んだクロエが登場し、ルーウィンは思わず彼女をガン見する。十年近く経っても変わらず細身の彼女の体を包むのはあまり華美になりすぎない装飾のウェディングドレス。華奢な腕はレースの手袋で包まれているがデコルテは大胆にも露にされている。彼女の落ち着いたラベンダーの様な髪以外、全身純白と呼ぶのが相応しいその格好に息を呑んだ。  しかしルーウィンはベールを頭に付けた彼女のメイクを確認するのもそこそこについつい胸元に視線を送ってしまう。それに気付いたクロエは不服そうに舌打ちするので我に…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/I%20did%20it%a1... - 2021年11月01日更新

Insufficient sleep will keep you from doing a good job. /べにざくろ

らシキ・チェンバース、ロード・マーシュ、クロエ・バートン>https://twitter.com/rinka_creation/status/1449998528835559424?t=NeWR8rgKredi2LN1WkaQPQ&s=19]]という班は違うものの良く一緒にいることが目撃されることの多い組み合わせであった。シキとクロエがロードに寄りかかって寝ていて、正直なところロードはとてつもなく眠りにくそうなのだが大丈夫なのだろうか。 「そうだ」  何かを思い出した様子のウルリッカは自分のズボンの…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/Insufficient%20... - 2021年10月31日更新

I'm not as strong as you think./燐花

身体で意外と重い物が持てるのか、ロードはクロエの着替えの入ったトランクを軽々持ち上げ部屋に運んだ。ミクリカで売れる物は全部売り切り、クロエがマルフィ結社に持ち込んだのは僅かな私物のみ。ロードは女性にしては少ないその荷物量に驚いた顔をしていた。 「それにしても…このトランクも大分軽いですねぇ…」 「ほぼ下着と靴下と僅かな私服しか入って居ないんで」  ほら、とクロエがトランクの鍵を開けると中から同じ様なデザインの下着、靴下、カジュアルなシャツやパーカー、パンツが出て来る。スカートは無く、機能性を重視した様なデ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/I%27m%20not%20a... - 2021年10月30日更新

教育に悪いマルフィ結社/べにざくろ

し少女だからと侮ってはいけない。彼女――クロエ・バートンは、とにかく口が達者だ。彼女の外見に騙されて舐めてかかり撃沈していった他部署の人間は多い。  そこまで考えてリアムは先程のフィオナ・フラナガンでも同じことを思ったことを思い出して、総務班総務部の女はそんな女ばかりかと思わず脳内ツッコミを入れた。特にクロエなんてまだまだ成人とはいえ大人の庇護が必要な年頃だというのに強すぎやしないか。  大人しくて声を荒らげたりしない優しい女性はマルフィ結社に、いや、この世にいないのだろうか。 「 &ruby(ドレイル)…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b6%b5%b0%e9%a4... - 2021年10月02日更新

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