Twitter創作企画「薄明のカンテ」のまとめ。世界観の説明に始まり、小説・イラスト・漫画・音楽その他、創作企画で生まれた作品を掲載する場所。

タグ検索でヘレナ14件見つかりました。

傍観者でありたかった/べに

変化もないが、ウルリッカは狩猟仲間であるヘレナ・マシマの事が心配になる。サプレッサー付の銃なんて普通の猟師はまず使わない。慣れない銃に苦戦して怪我などしていなければいいが。 『マルムフェ君、そろそろ降りておいで』 「了」  ヘレナへと思いを馳せていると、ユウヤミへ現実に引き戻される。  返事をするとウルリッカは登った時と同じように軽々と木を下りて――最後は面倒臭くなったので飛び降りた。シリルの悲鳴が上がったが、別に足がちょっぴりジンッとしただけなのでウルリッカはいつも通りのスンッとした顔でシリルから銃を受…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%cb%b5%b4%d1%bc... - 2023年08月26日更新

幼馴染に御用心!/燐花

ユリィと、近くにいる人間を避難させているヘレナだった。 「姉ちゃん、うちが引き付けるから早く避難させて」 「了解ですの!!」  涼しげな顔で機械人形と対峙するユリィ。その背中を預かったヘレナは携帯端末でどこかに連絡すると、駆け付けたデパートの警備員に事情を話し、テキパキと客をデパート内誘導の手筈を整える。そして震えながらぎゅうっ、とセリカを抱き締めたままのギャリーに近付いた。 「だ、大丈夫ですの?」  その声にやっとギャリーの手が緩まる。彼の力が抜けた事でまともに呼吸が出来たセリカは新鮮な空気で肺を満たそ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%cd%c4%c6%eb%c0... - 2021年11月27日更新

鞘無キ懐剣/涼風慈雨

取れなくなっちゃうですの!』  むくれるヘレナの横で、床に落ちたロナの端末を拾い上げるユリィがハンズフリーモードに変えてエリックに手渡す。 『シードさん、言う事ははっきり言うですの!』  ヘレナの声に押されるエリックの息遣いから、第4小隊のメンバーはロナの結論に賛同しているわけではないようだ、と受話口の向こうで鳥肌を押さえながらミサキは察した。 『あ、あの!アサギの主人はぼくには務まらない、です!』  緊張で全身がカタカタ震えながらエリックが話す。 『ぼ、ぼくら第4小隊員は、ロナさんを推薦します!』 『よ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%be%e4%cc%b5%a5... - 2020年11月15日更新

そうだ、温浴に行こう/燐花

って集まった結社メンバー達。  案内役にヘレナとウルリッカ。そして山に行くので一応念の為を考えて医療班からヴォイド、ネビロス、ミア。後は概要を伝えた上で募集を掛けたところテディ、ユーシン、シキ、アルヴィ、ヒギリ、テオフィルス、ロードと結構な大所帯だ。  デスクワーク等疲れを取りたい目的な人間もいれば、これも経験!と好奇心で着いてきた元アイドル、楽しそうだから行きたいけど一人は嫌だと言う理由で複数で来た子供達、理由はまちまちだが一様に皆温浴を楽しみにしていた。 「温浴に馴染みのある方は?」  二台に分けた行…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%bd%a4%a6%a4... - 2021年03月10日更新

エミリア・マシマ

**Relation&Detail [[ヘレナ>ヘレナ・マシマ]]の妹。[[ユリィ>ユリィ・セントラル]]の親友でもある。 ヘレナが山籠り中にケンズのテロで亡くなった。 ヘレナと同じく機械音痴。特技は家事全般で生活力が高い。 ユリィとは同級生で親友。たまにお泊まり会する仲。 妹だが姉と間違われる事が多々あり、お金の計算も速い。 ぱっと見た感じはのんびりしていそうだが、実際はそうでもない。 「まったくお姉ちゃんは〜」とか言って色々世話焼いちゃう。 おおらかなのは確か。ふらりと山籠りする姉と仲…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%a8%a5%df%a5... - 2020年09月20日更新

ヘレナ・マシマ

l data 親御さん:涼風慈雨 名前:ヘレナ・マシマ(Helena Mashima) 誕生日:11月24日 血液型:B型 所属班:前線駆除班 性別:女性 好き:可愛いもの、狩猟 嫌い:無駄な殺し 性格:天真爛漫。動物大好きで愛でるが食う。一応姉だが、妹の方が普通のしっかり者。割と感情の起伏が激しい。 特技:射撃、気配を消す、サバイバル 髪色:薄茶色 瞳色:焦茶色 身長:162cm 年齢:25歳 趣味:人を驚かせる 一人称:あたし 前職:ハンター 加入理由:妹と爺ちゃんの仇を取る為 キャラから一言: 「機…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%d8%a5%ec%a5... - 2020年09月18日更新

愛の日にフォラータを/べにざくろ

声が聞こえてウルリッカは振り向く。 「 ヘレナだ 」 「 もうっ、探したですの。朝から部屋にはいないし携帯端末は電源切ってあって出ないですし…… 」  ヘレナに言われて携帯端末を見ると充電切れしていた。そういえば面倒で全然充電していなかったかもしれない。端末を見せながらウルリッカは謝る。 「 ごめんね 」 「 充電切れなら仕方ないですの。それより、これをあげるですの! 」  そう言ってヘレナが笑顔で差し出したのは手作りのお菓子だった。透明なビニールの包装を使っているから中身がチョコタルトであることはウルリ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年02月20日更新

愛の日のレシピ/涼風慈雨

ンバーだな。エリック、ビクター、ユリィ、ヘレナ、ヘラ。」 「なるほど」 「他の小隊長にも日頃のお礼をした方がいいかもしれない」  メモ帳にサラサラと名前を書き込んでいくロナ。 「そうだ、PL-pluginの件で世話になった機械班と汚染駆除班にも渡そう」  エルナー夫妻、ムーン、テオフィルス……とメモ帳にリストアップしていく。もちろん、ミサキや飲み友達のアンもリストにロナが入れる。 「20人分超えてないか……?」  たくさんの人に支えられているんだと思うと同時に、この人数に何かを渡しにいくだけで大変ではなか…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年02月07日更新

山ガール・ミーツ・山ガール/燐花

双眼鏡で見れば、そこに居たのは第四小隊のヘレナ・マシマだった。そう言えば彼女も猟をすると言っていたっけ。 歩いていれば行き合うかも、と思っていたら、意外と歩いて直ぐに仕留めた獲物を回収したばかりの彼女と行き合った。ヘレナは仕留めた鴨の肉の味を保つ為にその場で内臓を抜いていた。 「あ、腸抜き…」 「あ…第六小隊の…腸抜きフックをご存知ですの!?」 鴨の肛門に針金で作ったフックを突っ込んでずるーっと内臓を引きずりながらその会話はにこやかに行われた。 「へぇー!罠の免許あるんですの!?」 「うん。でも、そ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%bb%b3%a5%ac%a1... - 2021年02月01日更新

愛の日を前にして/燐花

く、中見た方が良いかも…」 近くを通ったヘレナとユリィは部屋のドアを開けると、音のするシャワー室へと向かった。 「い、いらっしゃいますの…?」 ヘレナが覗き込むとそこにヒギリはいた。彼女は裸のまま蹲るように座り込んでいた。 「あの…」 「み、見ないで!!このムチムチは見たらいかんてば〜!!」 ヒギリ・モナルダ。結社に来てしばらく経つが、ここ数ヶ月で驚く程体重が増加していたのである。本人曰く見た目に分かる程増加してしまい、とうとう一着ズボンが入らなくなった為ショックのあまり拳を使って老廃物を促そう作戦を決行…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年01月23日更新

ゴーゴー川温泉/べにざくろ

へ行こう。  そう最初に言い出したのはヘレナだったかウルリッカだったか。  兎にも角にもシフトの休暇を被った日を利用して、2人は山へと来ていた。  山を登れば鳥が囀り、兎が跳ね、鹿が草を食む長閑な光景が広がっており、自然の営みに目を細めて癒される人間が大多数であろう。但し、この2人は違った。 「 撃ちたい…… 」 「 だめですの。今日の目的は猟ではないですの 」 「 あ、兎 」 「 この季節にしては脂の乗った……って、だから駄目ですの! 」  2人とも結社へ入るまでは狩りを生業としていたために、全てが美…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%b4%a1%bc%a5... - 2020年10月15日更新

つきがきれいですね/べにざくろ

り向いてみれば、そこには一緒に第4小隊のヘレナとユリィがいた。他隊といるなんて珍しいなと思ったが、そういえばヘレナという女性とウルリッカは同じ猟を営む仲間として仲良くなったんだっけ。と、過去の記憶を思い出して珍しい組み合わせを見る。 「 あの人がネビロス? 」 「 そっ、そうですけどあんまり言わないで!! 」  野生の勘で的確にミアの見ている視線の先にいる男性の正体を当てたウルリッカに、ミアの顔が赤くなる。自分が分かりやすい性格なのは良く分かっているが、色んな人に恋心が明らかになるのはさすがに恥ずかしい。…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%c4%a4%ad%a4... - 2020年10月04日更新

ヘレナと面談しましょうか

から。」(叩きつけられたハガキを剥がしてヘレナに渡す) へ「そういう事ですの…」 涼「ってわけで、出来上がりまでの時間を使って面談しましょ!」 へ「面談!?」 涼「そう。こっちからインタビューしていく感じだけど、質問があったら全然聞いて!」 へ「仕方ないですの……どうぞですの。」 涼「じゃぁまず。今の結社でのお仕事はどう?楽しいとか怖いとか。」 ヘ「山の中とは違った楽しさがあるですの。ゴミ箱が近くにあるのは便利ですの。」 涼「ゴミ箱ってそんな使う?」 へ「当然ですの。使える材料がてんこ盛りで、山の中よりず…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%d8%a5%ec%a5... - 2020年09月21日更新

オルヴォ、憧れの人に会う/涼風慈雨

中々オシャレだ。 「あたし、前線駆除班のヘレナ・マシマですの。あなたはどこの班の方ですの?」 ニコニコとしているが、冷やかしなら追い返すと言いたげだ。 「総務班のオルヴォ・ワシレフスキーと言います…ユリィ・セントラルさんを探していまして。」 「ふふ〜ん?恋文ならあたしが渡してもいいですのよ?」 「ちっ、違います!!」 断じて恋とは違う。そのレベルと一緒にされては困る。 「あらそーですの?じゃぁ何なのですの?」 見上げて聞かれても答えづらい。ファンです、で引き下がるだろうか。 なんと言えばいいかを考えている…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%aa%a5%eb%a5... - 2020年09月17日更新

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