Twitter創作企画「薄明のカンテ」のまとめ。世界観の説明に始まり、小説・イラスト・漫画・音楽その他、創作企画で生まれた作品を掲載する場所。

タグ検索でヴォイド82件見つかりました。

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混沌青春狂騒曲/燐花

の声が聞こえた。 「テオ…?」 「…え?ヴォイド…!?お前、何でこんなとこに…?」 「だって、私勉強合宿来てたし。全学年皆同じ宿舎なんだしそうでなくても隣町なんだから」  そこに居たのは、一つ年下の幼馴染であるヴォイドだった。普段見ない様なラフな格好にテオフィルスは思わずちらちら横目で見てしまう。いつも膝下の長い制服スカートで覆われている足は部屋着であろうやけに短い丈の短パンのせいで太ももまで露出しているし、心なしか胸元もいつもよりゆるめの下着を着けていそうな感じがする。  女性のこんな姿、見慣れている筈…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%ba%ae%c6%d9%c0... - 2023年08月26日更新

芳しきは友情の香り/燐花

効果音でも付きそうな勢いだなぁ。  と、ヴォイドが思う程にヒギリは朝から元気だった。 「………」 「ちょっとヴォイ姐!!無視は良くない!!おーはーよー!!」 「…はいはい、おはよ」  挨拶に馴染みのないヴォイドは岸壁街でしていたのと同じ様に無視を決め込もうと思っていたものの、地上に上がり結社に所属しやかましい女に目を付けられて以降それは許されない感じがした。  一度目を付けられたら最後。返事を返すまで逃してもらえない。  結社に来たヴォイドは、先ず相手にオウム返しでも良いから何か返事を返した方がスムーズに…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%cb%a7%a4%b7%a4... - 2023年08月10日更新

友情は「臭い」から始まった/燐花

」 「お姉さんの!!名前!!」 「ああ…ヴォイド・ホロウ…」 「そっか!!よろしくね!ヴォイ姐!!」 「…変なあだ名…」  こうして変なテンションで近付いたヒギリだったが、ヴォイドとの邂逅で色々と得る物が多かった。  先ず、岸壁街の出とは言えヴォイドが特別臭いだけで他の出身者は大して気にならない程度だったと言う事。そして彼女の唯一のまともな服と言って良い医療班のスクラブを着ると彼女の匂いも目立たなくなると言う事。  そして彼女のスタイルが抜群で、上手くすれば(特に男性から)かなりの支持を得られる存在となり…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%cd%a7%be%f0%a4... - 2023年05月20日更新

It's fine today/べにざくろ

カツカとテオフィルスに近づいて行く。 「ヴォイド。どうした?」 「どうした、じゃない。全然リハビリ来ないから呼びに来た」  初めて会った時からテオフィルスの歩き方が少し可笑しいとは思っていたが、リハビリという事は見た目には分からないが脚を悪くしているのだろうか。テオフィルスの足の事情を知らないニコリネはそんなことを思う。  テオフィルスにヴォイドと呼ばれた女性は彼の前に立つと怒りを表すように腰に手をあてる。少し胸を張ったことで服の上からでも分かる大きな胸が良く分かって、ニコリネは羨望の眼差しを胸に向けてし…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/It%27s%20fine%2... - 2021年10月17日更新

療養中の模範患者/べに

起きてますよ。ホロウ先生」  現れたのはヴォイド・ホロウだった。岸壁街の闇医者であったヴォイドは、その辺の常識が欠如しているのかいつも容赦なくメディカルカーテンを開く。最初は驚いたものだが、アルヴィも数日経てばもう慣れたものだ。  しかし今日はいつもより登場が早いような気がしてサイドテーブルに置いた時計を横目で確認すると定刻よりも30分早い。 「あの……ぼ、僕の勘違いでしたら大変恐縮なんですが、普段より早いお越しのような気がするのですが気のせいでしょうか?」  アルヴィの問いに対して特に感情を乱された様子…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%ce%c5%cd%dc%c3... - 2023年02月10日更新

あいをかなでて/燐花

れの音が一人きりの部屋に響き渡った。 「ヴォイド……ヴォイド…っ!」  写真に写る彼女は、来たばかりの頃の虚な表情を浮かべている。今はあんなにも、表情豊かだと言うのに。  きっと彼女は変わった。そして自分も、あの頃より自由のある人間としてもう動けるし、振る舞える。  なのに、今更になってまともに向き合う自信を見失っている気がするのだ。  何度も何度も求める様に声を上げる。タバコを吸ったばかりで少し乾いた喉を突く様に、いつもよりガサガサとした声で飛び出すのは愛しい愛しい彼女の名前だった。  * * * …

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%a2%a4%a4%a4... - 2023年02月06日更新

事繁しもの/べに

とツッコミたくなるような良い音を響かせてヴォイド・ホロウが湿布を貼っている音が響く。 「アレで良いのか……? 患部を圧迫したら最悪筋線維、筋細線維が断裂するだろ……?」  患者のカルテを頭に叩き込んでいたヴィニーは思わずその作業を止めて独り言を漏らした。どちらかといえばヴィニーは繊細な作業を好むため、ヴォイドの大雑把にしか見えない処置は見ていて危ない、聞いていて怖い。 「大丈夫よ。ヴォイドの処置で怪我した人はいないから」  近くを通りすがったクイン・エリーズがヴィニーの言葉を拾って答えた。 「怪我人を増や…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%bb%f6%c8%cb%a4... - 2023年01月29日更新

チチトーーク!どころの騒ぎじゃ無い

しょう。えっと…『ロードは好みそのものがヴォイドであるが故に基本的には巨乳好き。通称、一夜お姉さんに選ぶ基準にその趣味が反映される事が多く、[[あの時>龍虎、乱れ舞いその後/燐花]]や[[あの時>リングに立つ/燐花]]の女性はおそらく巨乳です。[[この時>ナラ下同盟発足の我らの縁/燐花]]だけは言う程巨乳じゃ無かったみたい』。読み上げさせられる私の気持ちを考えて下さい誰が望むんですかこんな情報」 ロード「おやおやおやおやおやおやおやおや」 ギャリー「『おや』がゲシュタルト崩壊しそうだな」…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%c1%a5%c1%a5... - 2022年11月23日更新

Kiss Me More!!

るのが精一杯だった。 *テオフィルス×ヴォイド(by燐花)  その日、&ruby(・・){仕事}を終えたテオフィルスはすぐに電子煙草を口にした。横でそれを見た女は、悪戯を見付けた少女の様に「あーっ」と声を上げた。 「それ、一番女の子に嫌われるわよ?」 「あァ?」 「それよそれ。セックスの後すぐの煙草」  そう言ってテオフィルスの口元にある電子バタコをトントンと指で弾く。テオフィルスは煩わしそうにそれを手で払うと、尚も咥えたまま女の方に顔を向けた。 「ンだよ……良いじゃん別に」 「嫌われるって言ったのに?…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/Kiss%20Me%20Mor... - 2022年09月28日更新

唇が紡ぐ物語/燐花

と、ロードは優しくにこりと微笑んだ。 「ヴォイド……ここに居て…」  この日が俗に言うキスの日だったと後に気付いたロード。せっかくなのだからこれを理由にキスを交わせていたら良かったかな?とも思ったのだった。 *マルムフェ兄妹の場合 「今日はキスの日って言うんだって」  一体何に感化されたのか。可愛い可愛い妹からの突然の申し出にアルヴィは固まった。大学が長期休みに入り里帰りして顔を見た第一声がそれなのだ。固まっても致し方ない。 「知ってる?お兄ちゃん」 「えー?し、知らな……」  そう言い掛けてアルヴィは…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%bf%b0%a4%ac%cb... - 2022年06月03日更新

ヴォイド・ホロウ

nal data 親御さん:燐花 名前:ヴォイド・ホロウ(Void Hollow) 誕生日:1/24 血液型:A(RH-) 所属班:医療班 性別:女 好き:特になし 嫌い:特になし 性格:執着しない。面倒臭がり 特技:食い逃げ 髪色:青みがかった黒 瞳色:青と緑が混じった様な。 身長:165cm 年齢:25歳 趣味:特になし 一人称:私 前職:闇医者 加入理由:衣食住の安定を求めて キャラから一言: 「住むところ確保出来るの?じゃあ結社行こうかな」 NG:特にありません **Relation&Deta…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%f4%a5%a9%a5... - 2022年02月23日更新

拝啓──、/燐花

し暈しそう言った。彼女が聞きたかったのはヴォイドの事だった。  一週間前、ミサキと共に拉致されたヴォイド。喘息持ちのミサキは、大事にこそ至らなかったが劣悪な環境に衰弱してしまっていたしヴォイドに至ってはユウヤミの処置が遅ければ今生きてここに戻って来れなかったかも知れない。  ミサキとヴォイドの件を聞き彼らしくない焦りを見せ人事部の仕事をベンやクロードウィッグに任せて出て行ったロードであったが、解決した後不思議と彼は冷静に見え、あんなに心配していた二人の顔を満足に見に行っていない様な状況だったのでサリアヌは…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%c7%d2%b7%bc%a8... - 2022年05月31日更新

けだまころころ/べにざくろ

寄ってきた男女はテオフィルス・メドラーとヴォイド・ホロウだった。可愛い女子高生コンビがいるなんて場所を女好きの彼が見逃すはずはなく、笑顔で近寄ってきたテオフィルスだったのだが、彼の笑顔はあるものを見てピシリと音をたてて固まる。 「テオ? ど……」 「ヴォイド。だめだ、近付くな」  ヴォイドを手で制するテオフィルスの顔は真剣そのものだった。  予想外の重い空気感にミアは首を傾げ、テロ前まではミクリカに住んでおりテオフィルスとヴォイドが住んでいた岸壁街の諸々を理解しているクロエは彼の固い態度の理由を悟る。 「…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%b1%a4%c0%a4... - 2022年03月13日更新

レレイはピーマンがお好き/べにざくろ

た。  慌てて声の主を確認すると、それはヴォイド・ホロウだった。  かつて廊下でぶつかった際にヴォイドがヒラヒラの薄いワンピースのような下着姿でいたせいで彼女のカヌル山を凝視してしまったり、腰痛持ちに優しくない湿布の張り方を経験したリアムからすればヴォイドは「リリアナには見せてはいけない女」だった。尤も今日は下着姿でなく医療班らしいスクラブを着ているのが、リアムとしては唯一の救いとも言える。 「ヴォイドおねえさん!」  なんてこった。  既にリリアナとヴォイドは既知の間柄だったらしく、リリアナは嬉しそうに…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%ec%a5%ec%a5... - 2022年04月18日更新

ドア・イン・ザ・フェイス/べに&燐花

ガッカリした様子でロードは口を開く。 「ヴォイドは……いますか?」 「ヴォイドさんですか?」  どうやら彼はミアの心配する怪我でも病気でも花粉症でもなく、ヴォイド・ホロウに会いに来ただけのようだ。ヴォイドは奥で作業していた筈と記憶を手繰ったミアは「呼んできますね!」と足早に医療班の奥へと進んで行った。  彼女のビスケットのような美味しそうな茶色い髪が見えなくなるとロードは浮かべていた営業スマイルを消して、代わりに揶揄いの色を多分に含んだ笑みを浮かべる。そしてその顔を向けた先にいるのは、先程から厳しい目でロ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%c9%a5%a2%a1... - 2022年03月23日更新

おぼろ月、藍に溶ける/燐花

時やっと輪郭を明瞭させた。  現れたのはヴォイドだった。 「おや……」  思わず口からポロリと煙草が落ちる。うっかり咥え損ねたそれは階段の下の方に吸い込まれていった。慌てて箱からもう一本取り出し、咥え直す。  夢の中でも現実と遜色ない彼女。何故だか自分が夢だと自覚する程意識がはっきりしている時に見る夢は大概悪夢に転がる事が多い。そして何故か、そんな夢に愛しの彼女が現れる事が多い。  ロードはそっと手を伸ばしてみる。しかし、後少しと言うところでヴォイドに手は届かなかった。立ち上がって動けばあるいはと言う感じ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%aa%a4%dc%a4... - 2022年03月10日更新

Let's stay together./べにざくろ

しかけた時だった。 「そういえばシキ君とヴォイドさんって同じ誕生日なんだね」  ミアが何気なく呟いた言葉に目を丸くする。  シキの誕生日は24日とミアが言ったばかりだ。  1年は閏年でなければ365日。同じ誕生日の人間がいる確率はそこに人が23人いれば50パーセント以上の確率で存在するのだから珍しい事ではない。 「ヴォイドさん……」  ミアの言葉をそっくりそのまま言っているかのようにヴォイドの名前を反芻するシキは、どうやらヴォイドと面識が無いようだとテオフィルスは悟る。実際のところ、怪我の多い前線駆除班で…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/Let%27s%20stay%... - 2022年01月29日更新

月下美人に例える程格好良くは無い/燐花

・){彼女}が誰だか気が付いた。医療班のヴォイド・ホロウ。直視できない様な凶悪なプロポーションの持ち主である。同時に、あのリーシェールさんにビタァン!!を施す思い切りは良いが凶悪な処置でも有名だ。そして彼女の持つトレーの上のご飯の量はいつも通りの特盛りであった。やっぱりあれだろうか。その特盛はそちらの特盛に吸収されるのだろうか。 「は、はははい!?」  ヴォイドに名前を呼ばれたエミールは目を彼方此方に泳がせながらオドオドと返事を返す。同じ袴なのに昨日の彼の堂々たる感じとは似ても似つかない。 「このエビフラ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b7%ee%b2%bc%c8... - 2022年01月28日更新

ブルーローズ/燐花

なら立場上一人になる事は無いので家で待つヴォイドに連絡を入れるなんて事は出来ないのだが、この日はキンバリーとボスが同じタイミングで各々トイレ、タバコと席を外し、ロードは車に一人残された。好機とばかりにヴォイドに電話を掛ける。出先から連絡を入れるなんて恋人の様で良いじゃないか。  何回かの呼び出し音の後、用心する様なヴォイドの声がロードの耳に届いた。 「もしもしヴォイド?私です…」 『え…?今、外じゃ…?』 「ええ。外ですよ。それがラッキーな事に同じタイミングで皆席を外してくれて一人になりましてね。声が聞き…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%d6%a5%eb%a1... - 2022年01月24日更新

愛の日にフィナーレを/べにざくろ

る反面、テオフィルスは眉を顰めた。 「 ヴォイド、部屋の鍵は掛けろ 」  扉が開くまでにテオフィルスの耳に聞こえたのは部屋の住人の足音とドアノブを捻る音、それに扉の蝶番の音だけだ。鍵を開ける音がなかったことに苦言を呈するがヴォイドは全く意に介さない。 「 それで、何? 」  そう言うヴォイドの服装は相変わらず下着のような姿だった。今日は胸元のクラシック調レースが豊満な胸を包み込み、アシンメトリーフレアの裾からは白い腿が覗く桃色のベビードールで大変に眼福だ。いや、これをこんな時間に目撃してしまったら並の人間…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年02月08日更新

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