Twitter創作企画「薄明のカンテ」のまとめ。世界観の説明に始まり、小説・イラスト・漫画・音楽その他、創作企画で生まれた作品を掲載する場所。

タグ検索でアルヴィ32件見つかりました。

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アルヴィ・マルムフェ

data 親御さん:べにざくろ 名前:アルヴィ・マルムフェ( Alvi Malmsjö ) 誕生日:8月30日 血液型:AB型 所属班:総務班経理部 性別:男 好き:山神様 嫌い:野蛮なこと 性格:基本的には気弱。脳内ではめっちゃ考えてるけど表現できない人。 特技:カヌル火山への知識力 髪色:紅緋色( &color(#E83929){■#E83929} ) 瞳色:暗黒色( &color(#00001C){■#00001C} ) 身長:170cm 年齢:33歳 趣味:オフロードバイク 一人称:僕…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%a2%a5%eb%a5... - 2021年09月11日更新

愛逢月までもう少し/燐花

れでも様子がおかしかったのか昼頃になるとアルヴィが難しい顔をし出した。 「ベネットさん、あの…」  こそりと耳打ちする様に囁く。ギルバートが作業をしながら体を少しアルヴィの方に傾けると、アルヴィは言いにくそうに呟いた。 「何か…ファンさん変じゃない?」 「変?いつも通りじゃないか?」 「いやぁ…何かこう、何か変な気がするんです…違和感レベルですけど…」 「違和感ねぇ…?少なくとも僕にはいつものチャランポランに見えるが?」 「うーん…そうかなぁ…?」  心配そうに見つめるアルヴィに気付き、ギャリーは何を言う…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%b0%a9%b7... - 2023年06月12日更新

療養中の模範患者/べに

いのに現在の医療班の唯一の入院患者であるアルヴィ・マルムフェは患者用のベッドで目を覚ました。  先日、[[機械人形のボウガンによって負傷した右腕>其れは5月の事だった/べにざくろ]]を庇いつつ起き上がると閉めてあったカーテンを少しだけ開く。この時期のカンテ国の日の出は何時間も前の話であるから外は既に明るい。 「起床されたんですか?」  外をぼんやりと眺めていると背中に声がかかってアルヴィは申し訳なさそうに眉を下げながら振り向く。 「すみません。習慣で目が覚めてしまうものですから」 「構いませんよ。…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%ce%c5%cd%dc%c3... - 2023年02月10日更新

其れは5月の事だった/べにざくろ

ッカは口を噤む。  てっきりウルリッカがアルヴィのことをボロクソに言い出すかと思っていたシリルは目を見張った。  そして驚いたのはシリルだけではなかったらしい。 「おや、どうしたんだい? マルムフェ君」  助手席のユウヤミがウルリッカが何故、何も言わないのか分かっているのに気付いていない振りをして、わざとらしい声を上げる。その声にウルリッカは睨むような目を向けた。 「隊長は意地悪」 「褒め言葉として受け取っておくよ」  そして、ウルリッカの言葉を飄々と受け止める。そんなユウヤミの態度に、やはり彼に言葉で勝…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%c2%b6%a4%ec%a4... - 2022年12月31日更新

唇が紡ぐ物語/燐花

のか。可愛い可愛い妹からの突然の申し出にアルヴィは固まった。大学が長期休みに入り里帰りして顔を見た第一声がそれなのだ。固まっても致し方ない。 「知ってる?お兄ちゃん」 「えー?し、知らな……」  そう言い掛けてアルヴィはまた固まる。一体どう返事をするのが正解なんだ?知らない、と答えてもしも可愛い妹に「え?遅れてる…」とか言われた日には立ち直れないかもしれないし、かと言ってこの話からキスに興味を持って好きな男の子と…など考えたら相手の子に風穴を空けかねない。 「んー…外の世界に詳しいの、お兄ちゃんしか居ない…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%bf%b0%a4%ac%cb... - 2022年06月03日更新

Fish where the fish are./燐花

キやテディが駄目と聞き一番最初に兄であるアルヴィの顔が浮かんだものの、素直にそれを実行しないのがウルリッカである。だって何だかその理由でアルヴィを誘ったら彼は、例えるなら数百年に一度しか咲かない花をやっと見付けたみたいなとてつもない喜び様で絡んでくると思うのだ。だから一度アルヴィを候補から除外する。アルヴィこそプレオープンに一緒に行かなくても時間は合わせられるのだから。 「ご、ごめんなさいウルさん!私…その日はヴォイドさんと一緒にフユちゃんとアキ先生に勉強会してもらう予定で…!二人とも忙しくてやっと取って…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/Fish%20where%20... - 2022年04月06日更新

カヌル火山の山神信仰

カヌル教(または、山神教、火山教)は、カヌル火山に集落を構える地域共同体に機能する民間信仰・土着信仰である。 教典や具体的な教えはなく、開祖もいない。 カヌル火山を御神体とし、女神を信仰する拝一神教。 *歴史 信仰の歴史は古いとされているが、&ruby(コタン){集落}では他集落との交流が行われるまで長らく無文字文化であり、口伝伝承であるため正式な成立年代は特定されていない。 カヌル火山の噴火を鎮めるために発生したと言われているが、資料や遺構は発見されておらず、噴火以前より人が住んでいたという痕跡も発見…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%ab%a5%cc%a5... - 2020年09月22日更新

ドア・イン・ザ・フェイス/べに&燐花

ファンさんも社内の業務に追われていたのでアルヴィさんが同行してくれて助かりましたよ」 「うう…僕、説明とか苦手なんですけど……」 「うふふ、安心してください。お年寄りが多いと聞きましたので多分若い女性は少ないですよ」 「そう言う問題じゃ…若い女性が居たらそれはそれで緊張しますが…」 「まあ、お礼も兼ねて今度ウルリッカさんにお兄様へのプラスイメージの刷り込みを行っておきましょう。個人的なお礼としてはそれでどうでしょう?」 「やります。頑張ります!」  同行してもらったアルヴィと共にランツに向かう。しかし、こ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%c9%a5%a2%a1... - 2022年03月23日更新

君に掛ける魔法の話/燐花

この赤いクリームチークを買うわ!領収書はアルヴィ・マルムフェで」 「…え?お兄ちゃんに化粧…?」  うげぇ。と言いたげな顔を向けるウルリッカにくすりと笑うシリル。そうだけど、ウルちゃんが考えてる化粧と違うわよー!と言ってあげれば「じゃあ何だ?」と言う目を向けられた。 「ほら、肌は綺麗に見えた方が良いじゃない?」 「ん?んー…」 「やーね。お髭よ!お髭」 「ああ」  男性にとって切っても切れない話題が髭だ。それはどんな男性だって絶対に生えるもの。下手をすれば女性にだって生える。男性が目立つだけだ。そして男性…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b7%af%a4%cb%b3... - 2022年03月06日更新

愛の日にプレゼントを/べにざくろ

dy & Shiki  廊下を歩いていたアルヴィは奇妙な二人組に出会ってしまった。  まず、結社の中をリヤカーを引いているとはどういう事なんだ。  次に可愛い女の子が仕事をするには随分とフリル過多な服装であることは良いとして、もう一人のやたらと背が大きいリヤカーを引く男の子の格好が問題だ。 ( 何であんな愉快な大道芸人みたいな格好をしているんだろう )  結社内をこれだけ堂々と歩けるということは結社の人間か、その家族に限られる。それにしても大道芸人がいるという話は聞いたことがない。彼は一体何者なのか。  …

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2022年02月14日更新

桂男の如き君にぞありける/べにざくろ

だ。  第六小隊にはウルリッカの兄であるアルヴィを&ruby(マキール){主人}と登録した機械人形のシリルが所属していて「ワタシはウルちゃんのお目付け役よ」と言いながらいつも付いて歩いているのだが今はいない。先の機械人形との戦いの中で少々暴れすぎたようでメンテナンスが必要となり&ruby(マス){機械}班行きになったからだ。  だから、月明かりだけの廊下をウルリッカは独り進む。しかし暗くて怖いとか独りが怖いという感情はウルリッカにはなかった。そんな感情を抱いていてはマタギとして山になんて篭れないし猟なんて…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b7%cb%c3%cb%a4... - 2021年12月31日更新

罪深き犬達の話/べにざくろ

髪型にしましょうよー」 「嫌だ」  兄のアルヴィの部屋で夕食とお風呂の後、お洒落大好き&ruby(マス・サーキュ){機械人形}のシリルに髪の毛を弄られていたウルリッカはシリルの問いに拒否をしていた。 「ポニーテールも可愛くて良いケド、ワタシとしては違う髪型も楽しみたいのよー」 「嫌」 「ウル、どうしてそんなに嫌なんだい? たまには違う髪型も良いじゃないか」  食器を洗いながらシリルとウルリッカの会話に耳を傾けていたアルヴィがシリルを擁護するような事を言い出すのでウルリッカは兄を睨みつけた。  カンテ国の平…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%ba%e1%bf%bc%a4... - 2021年12月04日更新

はじめになまえありき/べにざくろ

に来ることで定評のあるギルバートではなくアルヴィだった。  何故、ギルバートではないのか。  そんな疑問がギャリーとセリカの顔に書いてあったのか。はたまた、空気感から悟ったのかアルヴィが苦笑を浮かべる。 「ベネットさんは&ruby(マス){機械}班に行ってます。それでファンさんに聞きたかったことなんですけど……」  アルヴィが差し出した端末に開かれていたのは兎頭国からの領収書だった。兎頭語がネイティブスピーカーであるギャリーにとっては簡単な事で、スラスラと内容を述べるギャリーの横顔をセリカはじっくりと見つ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%cf%a4%b8%a4... - 2021年11月09日更新

嵐を呼ぶ女/べにざくろ

s *嵐の前も決して静かでは無い  アルヴィ・マルムフェは弱い男である。  争いを好まない優しい性格が仇となり他人に対して強く意見を言うことが出来ず常にオドオドとしている男である。 「 ――それで? 愚行の理由は? 」  その彼がカヌル山に冬に吹き荒ぶ風のような冷たく凍りそうな目でウルリッカを見つめていた。見つめられていたのが&ruby(マゾヒスト){被虐性欲者}ならば歓喜の目に涙を浮かべて平伏すだろうが、あいにくウルリッカにそのような性的嗜好はない。 ( お兄ちゃん、本当に怒ってる )  怒りの原因…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%cd%f2%a4%f2%b8... - 2021年05月30日更新

時には優雅な休日を/べにざくろ

{休日}。 #contents *アルヴィ・マルムフェの優雅な休日(前編)  &ruby(マス・サーキュ){機械人形}らしい整った眉を吊り上げてシリルは&ruby(マキール){主人}を睨みつけていた。一方の睨みつけられた&ruby(マキール){主人}のアルヴィ・マルムフェは蛇に睨まれた蛙、鷹の前の雉、鼠の猫に会う……とにかく萎縮して恐怖で後ずさった。しかし彼等が今いるのはマルフィ結社の何の変哲もない独身者に与えられた広くはない部屋であり、すぐに壁が背中に触れてアルヴィの行動を阻んだ。 「 シ、シリル…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%bb%fe%a4%cb%a4... - 2021年09月11日更新

愛の日に恋の自覚を君に/燐花

 * * *  朝、最初に会ったのはアルヴィだった。 「なぁ、今日はギルバート休み?」  冬の寒さが骨身に沁みる朝、まるで暖を取る様にその赤い髪に吸い寄せられて行く。アルヴィは卓上カレンダーを確認すると「今日はお休みでしたねぇ」と呟いた。  何らかの事情で謹慎までしていたギルバート。彼と謹慎の二文字が結べられる様で結び付けられず、それを聞いた時ギャリーは人知れずショックを受けた。確かにうるさい奴だけど、堅苦しくて真面目過ぎるところもある奴だけど、だからこそ謹慎なんて言葉とは無縁と勝手に思っていて。二週…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年08月28日更新

チチトーーク!と言ってはみたものの。

テオフィルス( 以下・テオ )、タイガ、アルヴィ( 以下・アル )、ルーウィン( 以下・ルー )。 ノエ「 皆さん、揃いましたね。では『 チチトーーク! 』を始めたいと思います 」 タイガ「 ん? ノエ、故障した? &ruby(マス){機械}班に行って診てもらう? 」 ノエ「 いいえ、故障ではありません。代理として忠実に『 チチトーーク! 』を遂行させていただいているだけですよ 」  そう言って爽やかに微笑むノエ。 テオ「 いやー……ノエの口から乳って言われるとなぁ……ミスマッチすぎて何も言えねぇ 」 ア…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%c1%a5%c1%a5... - 2021年07月20日更新

コレは経費に入りますか/べにざくろ

 何故、これが大量に必要なんだ……?  アルヴィは&ruby(マス){機械}班からの領収書を見て小首を傾げていた。 「 ベネットさんは…… 」  &ruby(マス){機械}班の領収書のことは必ずギルバートに聞く主義のアルヴィは早速、部屋でも目立つ貴族的な格好をする長い金髪の青年を探すが何故か部屋の中に見当たらない。おかしい。今日は出勤していて確かに朝も挨拶をした気がしたのだけれども、あれは幻覚だったのだろうか。 「 ベネットさんならファンさん捜索に行きましたよ。結構叫んでらしたけど気付かなかったんですか?…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%b3%a5%ec%a4... - 2021年06月13日更新

恋の芽つぶし/べにざくろ

味で輝かないという逆に珍しい存在の教師、アルヴィである。 「 カスタムペイントも付けたくなるなー 」  授業と授業の空き時間に他人のバイクを眺め、あまつさえ人のバイクのカスタムまで妄想しているなんて不審人物極まりないが周囲に他に人がいないので何ら問題はない。 「 私のバイクの前で何しているのかしら? 」  バイクの持ち主さえ現れなければ。 「 ぶ、ぶぶぶ、ブリノヴァ先生…… 」 「 バイブレーター機能が付いてる人間みたいになってるわよ? 」  アルヴィの顔から血の気が引いていく。  族仕様のバイクの持ち主…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%ce%f8%a4%ce%b2... - 2021年05月30日更新

それは世界を救うと思うんだ/燐花

見てから二十分、「更に煩くなる要因」ことアルヴィが真っ赤な顔で飛び出して来た。 「ちょっとちょっとウルちゃん!?な、何してるの!?」 「何って…山神様へのちょっとした抗議と共に乳ソムリエになりたくて」 「全体的に何だって!?」  アルヴィは状況を把握するとヴォイドに触れない様に気を付けながらウルリッカの手を離し、ここでやっと彼女は解放された。 「す、すみませんホロウさん…昨晩ウルが山神様の資料を見に来て…珍しく暗い顔をしていたから何かしでかしそうだとは思ってたんですが…」 「割と強めなしでかしをされた」 …

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%bd%a4%ec%a4... - 2021年05月20日更新

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