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タグ検索でウルは49件見つかりました。
His name is Parmie!/燐花
界だった。 雪ではなく霧で覆われた中をウルリッカは1人歩き続ける。 周囲は何も匂いがしない。風も吹かない。気温は暑くもなく寒くもないけれど、何だか空気がまとわりついてくるようで待ってこの状況前にもあったな。そうそう、この土とも雪とも違う変な感触の白い床のようであり床ではないよく分からない地面、覚えがある。 「あれ…?何か、これ…」 ふと、何らかの気配を感じてウルリッカは足を止めて眉を顰める。 真っ白な霧の奥に姿は見えないけれど何かがいる様な気がして。咄嗟的に銃を構えようとして、己が丸腰であることに…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/His%20name%20is... - 2021年11月21日更新
Insufficient sleep will keep you from doing a good job. /べにざくろ
ンツ・ルノース){前線駆除}班第六小隊のウルリッカ・マルムフェだった。黒目がちな目を瞬いてルーウィンとジョンを見る姿にルーウィンは心底ホッとする。 「おい、“まだお”ってのは何だ?」 心霊現象ではなかったことに安心しているルーウィンとは違い、ウルリッカの言葉に引っかかりを覚えたジョンが彼女に問い掛けた。かつて第三小隊の副小隊長であったクジマ・トルビンが&ruby(・・・){諸事情}で退社した際に第六小隊から第三小隊へと移籍したジョンは当然ながらウルリッカとは顔見知りである。しかし、彼女から“まだお”なん…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/Insufficient%20... - 2021年10月31日更新
注文の多い黒狐軒/べにざくろ
る。 「 マジで道はコッチで良いんすか、ウルさん 」 「 ……多分 」 男はルーウィン・ジャヴァリー、女はウルリッカ・マルムフェと言った。 &ruby(リンツ・ルノース){前線駆除}班の第三小隊と第六小隊に所属する二人が何故こんな山道を歩いているのか。理由は至極簡単。合同で&ruby(マス・サーキュ){機械人形}のテロの鎮圧にあたっていた中で逃げる&ruby(マス・サーキュ){機械人形}を追っていたら山に入り込んで道に迷ったのである。 「 大体、この山おかしくないっすか? 鳥も獣も一匹も見えねーし、鳴…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%c3%ed%ca%b8%a4... - 2021年09月20日更新
嵐を呼ぶ女/べにざくろ
に吹き荒ぶ風のような冷たく凍りそうな目でウルリッカを見つめていた。見つめられていたのが&ruby(マゾヒスト){被虐性欲者}ならば歓喜の目に涙を浮かべて平伏すだろうが、あいにくウルリッカにそのような性的嗜好はない。 ( お兄ちゃん、本当に怒ってる ) 怒りの原因はウルリッカがヴォイドの胸を揉みしだいていたこと。 他人の前では軽く怒っているくらいの雰囲気を出していたくせに、その後にアルヴィの部屋に連れてこられてウルリッカはお説教タイムの真っ最中である。しかも結構本気で怒っている。どうやらアルヴィの怒りの…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%cd%f2%a4%f2%b8... - 2021年05月30日更新
愛の日は一日にして成らず/べにざくろ
前線駆除}班の狩猟女子、ヘレナ・マシマとウルリッカ・マルムフェのことを思い浮かべて彼女達に連れられて猟に行く自分を想像してみる。うん、無理だ。 「 ノエ、オレに獣は狩れないからね !! 」 「 ……さすがにチョコレートにお肉は入れませんよ? 」 *チョコは友を呼ぶ――Taiga&Theophilus 「 へー、それでコレがお前の努力の結晶のチョコな訳 」 「 もう腕が痛くてオレ、もう今日は仕事が出来ない気がする 」 その日、昼時の食堂の一角でテオフィルスとタイガは時間を合わせて昼食をとっていた。 …
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年09月18日更新
チチトーーク!と言ってはみたものの。
ごい才能だね、テオ君(笑) 」 テオ「 ウルちゃんの[[乳ソムリエ>それは世界を救うと思うんだ/燐花]]を思いついた時についでに思いついた単語を俺に付属してんじゃねぇ!! 」 アル「 何でも才能がある事は良い事だよ。僕はいらないけど 」 タイガ「 オレもいらなーい 」 ルー「 ……俺はちょっと欲しいんすけど 」 全員が信じられないものを見るような目でルーに注目する。 しかし、視線を気にせず平然とした顔でルーが言う。 ルー「 もちろん人間限定ならいらないっすけど、牛にも使えるなら欲しいんすよねー …
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%c1%a5%c1%a5... - 2021年07月20日更新
MINT×CHOCOLATE×MINT/べにざくろ
。そして、その声は間違いなくたった1人のウルリッカ・マルムフェのものでサリアヌは声の方向へと身体を向ける。そして、少しだけ驚いたように目を見開いた。 休憩所のベンチの一角を占拠していたのはウルリッカと背の高い青年――確か&ruby(ナリル){調達}班のシキ・チェンバースといったか――だった。しかしサリアヌを驚かせたのはそこでは無い。 ウルリッカとシキの間にはミント色の様々な菓子が積まれていたのだ。 サリアヌはチョコレートしか知らなかったが、どうやらミントチョコレート菓子にはクッキーやキャンディも存在…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/MINT%a1%dfCHOCO... - 2021年06月27日更新
眠れない夜に罪な夜食の会/燐花
「そろそろ三分経つけど、どう?行ける?ウル」 「うん、大丈夫そう。では…背徳感を味わおう…」 シキとウルリッカの二人が休憩所で話をしていたので、藁にもすがる思いでヒギリはそこに突入した。 「シ、シキ君ー!ウルちゃんー!」 うわぁぁぁあ!と声を上げながらシキとウルリッカの二人に抱き付くヒギリ。覆われたウルリッカは彼女の肩の辺りで溺れる様にあっぷあっぷと声を上げ、シキは自分の胸の辺りですっぽりハマったヒギリにどうしたら良いか分からずとりあえず行き場のない手を彼女の頭に乗っけた。ひとしきり騒いだ後顔を上げ…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%cc%b2%a4%ec%a4... - 2021年06月06日更新
それは世界を救うと思うんだ/燐花
でお茶を飲んでいたヴォイドは真面目な顔のウルリッカに声を掛けられ首を傾げた。ウルリッカがお願いなんて珍しい。 「…何?」 「聞いてくれる?」 「良いよ」 おそるおそる返事を返せばキラキラした顔をするウルリッカ。ヴォイドは「何故お願いの内容を聞かなかったのか」、次の瞬間数秒前に戻りたくなった。 「ありがとう、胸を触らせてほしかったの」 「え、何て?」 「じゃあ早速…」 一掴み、二掴み。 瞬時に背後に回ったウルリッカはあっという間にヴォイドの胸に手を回すと優しく、しかし形を探る様に力強く彼女の胸を持ち上…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%bd%a4%ec%a4... - 2021年05月20日更新
リングに立つ/燐花
キラキラした目でとことこと歩いて来たのはウルリッカだった。 「うわぁ…」 「何…?」 「ヴォイド、すっごい柔らかい…」 「そうだね…」 彼女が前に倒れる度に窮屈そうに形を変え、潰れる巨乳が少し恨めしい。多分、周りで同じ様に練習場を利用している人間の何人かは彼女の事が気になっても見ない様に気を付けているのだろう。しかし、ウルリッカはガン見する。何故なら恨めしいからだ。思わず獲物を狩る狩人の目でヴォイドを見つめていると、居心地が悪そうにストレッチをしていた彼女の瞳が一瞬見開かれウルリッカの背後にいる何かに釘…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%ea%a5%f3%a5... - 2021年05月16日更新
supuya――マルムフェ兄妹の場合/べにざくろ
の命中精度の高さで検討はついていた。 ウルリッカ・マルムフェ。アルヴィの年の離れた妹である。 才覚の無かったアルヴィと違い、彼女の銃の腕は山神を信奉する&ruby(コタン){集落}の中でも群を抜いて高い。鮮やかな赤い髪を持つ為に山神に愛される『 山神の寵児 』と呼ばれるアルヴィだが、銃の腕を見ればウルリッカこそが『 山神の寵児 』といわれても何らおかしくはない存在だ。 「 ……この&ruby(マス・サーキュ){機械人形}どうしようか 」 おそらくウルリッカが倒してくれたであろう&ruby(マス・サー…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/supuya%a1%bd%a1... - 2021年05月03日更新
花細し/べにざくろ
お昼ご飯を食べようと食堂に足を踏み入れたウルリッカは“ 彼 ”を見つけて足を止めた。お昼時の食堂はそれなりに人も多く混み合っているが、その中でも彼は目立つ。 理由は至極単純だ。彼がとても大きいからである。 殆どの人間が自分よりも大きい存在に見えるウルリッカであるが、その中でも青みがかった黒髪の彼は特に大きかった。あれだけ大きい熊だったら狩ったら楽しそうだろうなぁ、と若干ズレたことを思いながら食事を受け取る列に並ぶ彼を見つめる。 その時、背中に衝撃と「 おう、ごめんなー! 」という明るい声がして青い彼…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b2%d6%ba%d9%a4... - 2021年05月01日更新
ユキヤナギのような貴方/べにざくろ
の鎮圧に向かい本部に帰還してきたばかりのウルリッカは少々お疲れモードだった。ユウヤミにやれと言われた事は可能な限り実行するタイプのウルリッカだが、今日の射撃は流石に距離が遠かった。集中したからか目が痛いので揉みながら歩く。 「 ウルちゃん 」 廊下で声をかけられて立ち止まる。揉んでいた手を止めて見れば、そこにはギャリー・ファンの姿があってウルリッカの目が輝く。 「 ギャリーだ 」 ウルリッカにとって兄と同じ経理部で働くギャリーは「 おいしい物を沢山くれる人 」だ。それに焦茶色の髪にも親近感があるし、そ…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%e6%a5%ad%a5... - 2021年04月26日更新
黒猫怪奇譚/涼風慈雨
結社内の敷地をうろうろしていた。早起きなウルリッカに責任者を頼み、朝のうちに付近の捜索をしたが手がかりは一向に掴めなかった。 現在、ヨダカは単体で結社の敷地内を捜索中である。 気が付いた時には自室に影も形もなく、窓は全部内側から鍵がかかっていた。ヨダカは夜間、玄関でスリープモードになっている事が多い。そのヨダカの監視の目を抜けて玄関から外に出る事はできないはずだった。 だが、現にユウヤミはどこにもいない。行方不明である事はヨダカも軍警の担当者、ミフロイドに連絡済みである。結社内を探して何処にもいなけ…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b9%f5%c7%ad%b2... - 2021年04月24日更新
そうだ お見舞い、行こう。/べにざくろ
#contents * ウルリッカ の場合(前編) 薄緑の髪の&ruby(マス・サーキュ){機械人形}をヘッドショット。動き出す前に、すかさず隣の水色髪の&ruby(マス・サーキュ){機械人形}も撃ち抜く。 次に狙おうとした別の&ruby(マス・サーキュ){機械人形}は戦場には似合わないフリル過多の服を翻してガートが薙ぎ払うように斬り捨てていた。混戦になればウルリッカは誤射を避ける為に簡単に銃を向けることは出来なくなるので大人しくユウヤミの指示を待つのが常のことで、彼女は大人しく銃を下げる。 今…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%bd%a4%a6%a4... - 2021年03月20日更新
そうだ、温浴に行こう/燐花
った結社メンバー達。 案内役にヘレナとウルリッカ。そして山に行くので一応念の為を考えて医療班からヴォイド、ネビロス、ミア。後は概要を伝えた上で募集を掛けたところテディ、ユーシン、シキ、アルヴィ、ヒギリ、テオフィルス、ロードと結構な大所帯だ。 デスクワーク等疲れを取りたい目的な人間もいれば、これも経験!と好奇心で着いてきた元アイドル、楽しそうだから行きたいけど一人は嫌だと言う理由で複数で来た子供達、理由はまちまちだが一様に皆温浴を楽しみにしていた。 「温浴に馴染みのある方は?」 二台に分けた行きの車の…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%bd%a4%a6%a4... - 2021年03月10日更新
リバーサイド/燐花
げさまで。ちょっと首切れましたけど」 ウルリッカはじっとロードの顔を見、首筋へと視線を移す。白いワイシャツの襟が血で赤く染まっている事に気が付いた。 「うわぁ、痛そう」 「まあ、多少は痛いですけどね。それよりウルリッカさん、文句を言うわけじゃ無いですが…もう少し早く撃てませんでした?」 「だって、隊長からオーケー出なかったから」 「ほう…?」 さてはこの期に及んで自分で遊んでいたか?ロードは隊長ことユウヤミ・リーシェルの姿を探す。敵に転がったとしても味方で居たとしても、その頭脳と正確さを最も信頼する存…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%ea%a5%d0%a1... - 2021年02月22日更新
愛の日にフォラータを/べにざくろ
05:00 Ulricca 朝。いつもウルリッカはこの時間に目を覚ます。目覚まし時計は必要なく体内時計が勝手に起床を促すのだ。 ( &ruby(エル・デバツ){炒蕎麦}が食べたいなぁ ) 朝だからご飯が喉を通らないなんてことはなく、玉葱と牛挽肉を炒めて&ruby(デバツ){蕎麦}と煮込む料理を思い浮かべながら冷蔵庫を開くが、残念ながら牛挽肉がなかった。仕方がないので牛乳で&ruby(デバツ){蕎麦}の実を煮込む。 牛乳を飲めば身長が伸びるという世の中の言葉に摂取しているものの、ウルリッカの背は大きく…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年02月20日更新
2174年お正月/べにざくろ
だ。 *PM5:30 新年早々、ウルリッカの苛立ちは最高潮に達していた。 本来、ウルリッカは感情に波が少なく顔にも出ないタイプだ。しかし、今の彼女を見れば誰が見ても機嫌が悪いことを察せることだろう。 原因は彼女の後ろをオロオロとした様子で付いて歩く男性だ。カンテ国の平均身長よりは小さいが、背の小さいウルリッカからすればデカくて邪魔な存在。 「 邪魔 」 「 でも…… 」 「 来ないで 」 キッパリと拒絶すると、困り眉を更に困らせた顔を見せるが男は立ち去る様子をみせなかった。諦めたウルリッカが…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/2174%c7%af%a4%a... - 2021年01月01日更新
愛の日にプロポーズを/べにざくろ
とを考えながら領収書を処理していく。 ウルリッカからのファクシミリを早く見たい一心のアルヴィの手は早かった。つい先日もツインテールの日にツインテール姿のウルリッカの画像をシリルから貰ったアルヴィの仕事は早かったが、それに勝るとも劣らない早さだ。人間、ご褒美があれば頑張れるものなのである。 「 あー!!! 」 唐突に部屋中に響き渡る声が上がり、経理部中の視線がとある彼に集まった。視線を集めてしまったことに気付いた彼は「 すみません 」と謝りつつも手にしていた紙を隣のメンバーに見せる。見せられたメンバーも…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年02月07日更新