Wiki(ウィキ)内検索結果
タグ検索でヴォイドは82件見つかりました。
パパと娘とお風呂と成長/燐花
立たせたと思ったらその瞳でじろりと見て、ヴォイドはそう呟いた。背中が丸まっている気がするとやんわり自覚していたが、そんなに見た目に分かる程みっともなく丸まっているのだろうか?そう思い少し普段より胸を反る様な格好にしてみる。だが、腰が疲れるだけだった。 「反り腰」 そして無情にもとどめを刺される。今の自分が良い姿勢を取ろうと体を動かす事はむしろ逆効果な気がするとリアムは遠い目をした。 「モニターと向き合うお仕事の方に多いんですよねぇ」 柔らかい口調で先程撮ったリアムのレントゲン写真を見つめながらそう口に…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%d1%a5%d1%a4... - 2022年01月08日更新
愛は哀とて藍の如し/涼風慈雨
ミサキ。 「ミサキ・ケルンティア。貴女はヴォイド・ホロウ?治療の荒い医療班が何?」 警戒心の滲む表情でヴォイドを見上げるミサキだが、ヴォイドはミサキの手にある「sapphireで作るゲームアプリ」の本を見つめて聞こえていない。 「難しそう……宝石でプログラミングってできるんだ……」 「sapphireはオブジェクト指向のスクリプト言語。蒼玉じゃない」 溜息と共に答えたミサキは、特に用があって話しかけてきた訳ではないらしいと理解した。ヴォイドの手には「外科系医師が知っておくべき新・創傷治療」の本がある。…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%cf%b0... - 2021年09月10日更新
生まれ落ちた喜びを知る/燐花
ると、たった今ぶつかりそうになった相手がヴォイドだと気が付いた。 「テオ…?」 「あ、よお、ヴォイド…」 何故だろう。先程ロードから貰ったビデオのパッケージ文字がチラついて仕方ないのは。ヴォイドはスクラブ姿だと言うのに。あれだろうか、ミリロリ似合いそうだなとか思っているからだろうか。 「俺今から昼食なんだけど、ヴォイドは?」 「私、今終わったところ」 「そっか…じゃあ俺これで…」 「待って、テオ」 引き止められ、何かと思って彼女を見ていると、何かを探しているのかゴソゴソと懐を漁り始めた。何でか今日は会…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%c0%b8%a4%de%a4... - 2021年12月12日更新
○○をしないと出られない部屋
ts *裸踊りをしないと出られない部屋(ヴォイドとロード) 「裸踊りをしないと出られない部屋ですか…」 見知らぬ部屋の中で目覚め、その部屋の概要を知ったロードがポツリと呟く。彼のすぐ近くでは愛しのヴォイドがすやすやと眠っている。ロードは眠る彼女に一瞬手を伸ばし掛け、しかし引っ込めるとゆっくりと窓も扉も無いその部屋を見つめた。 「密室、集められたのはかつて良い仲だった男女、指示内容は裸踊り──つまり、この誰にも邪魔されない空間で裸で踊る様に乱れろと……それはつまりもうセッッッ」 「おい」 「おやおやヴォイ…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a1%fb%a1%fb%a4... - 2021年12月11日更新
未完成リーベスリート/べにざくろ
「 ただいま…今日はいるんだな 」 ヴォイド・ホロウ。それが彼女の名前だ。 出没自在なヴォイドは、たまに現れてはテオフィルスの家に上がり込んでくる。彼女の辞書には遠慮という言葉は登録されていないのだろう。その勢いに押されたのか、もはや彼女が現れてもテオフィルスはヴォイドを邪険にすることもなく大人しく家に入れることにしている。 「 あ、肉 」 「 育ち盛りだから、だってよ 」 死んだ母の使っていたイスに我が物顔で座ったヴォイドに客から貰った食事を渡すと、中身が多めに肉の混ざった&ruby(エル・バツ…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%cc%a4%b4%b0%c0... - 2021年01月13日更新
崩岸のバガテル/べにざくろ
がかった黒の髪が特徴的な女。 「 よぉ、ヴォイド。相変わらず美人だな……で、助けちゃくれねぇか? 」 岸壁街下層の貴重な医者、ヴォイドがそこにいた。 正直、ヴォイドのガラス玉のような目に俺が映っているのか心配だったが杞憂だったようで彼女は座り込んで俺の脚を見ているようだった。ようだった、なのは脚を見たくないから、そちらを直視出来ないからだ。 「 血が赤いから内臓損傷してない…… 」 「 焼いて止められねぇか? 」 「 焼灼止血法は駄目。結紮する 」 そう言ってヴォイドは俺のシャツの脱出の時に破れた部…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%ca%f8%b4%df%a4... - 2020年10月13日更新
ボンボンショコラ・スーヴニール/燐花
ら居たのか、ナンネルの後ろからひょっこりヴォイドが顔を出した。ヴォイドはテオフィルスに顔を近付けると、きゅっと眉間に皺を寄せて難しい顔をした。 「…テオ、何か臭い」 「……せめて何臭いか言ってくれよ…まるで俺が臭うみたいだろ…」 「……んー、酒臭い…」 「だろうな」 「どうしたの?」 「今日最後の客の女に飲まされた」 「え…!?飲まされたの…!?」 「未成年です、飲んではいけませんって言ったってそんなの地上で余裕のある人間に当て嵌められた決まりだからな…。俺らみてぇのには関係ねぇんだろ…このくらいよくある…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%dc%a5%f3%a5... - 2021年10月07日更新
教育に悪いマルフィ結社/べにざくろ
知るが&ruby(ドレイル){医療}班のヴォイド・ホロウという――もう一度リアムを馬鹿にするように見つめた後、一転して興味をなくしたかのように感情を無くして硝子玉を嵌め込んだかのような冷めた目で通り過ぎていく。 あんな卑猥な格好の女はリリアナには見せてはいけない。 散々、胸を見つめた自分の事は棚に上げてヴォイドをリリアナの教育に悪い女だと認定するリアムなのであった。 *子供に危険なマルフィ結社 ウキウキとした様子を隠そうともせず廊下を歩くリリアナのかわいい後ろ姿に目を細めつつ、リアムは食堂へと向…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b6%b5%b0%e9%a4... - 2021年10月02日更新
星に願いを/燐花
くと、自分を待つ様にそこに立っていたのはヴォイドだった。 「お姉ちゃん!」 「迎えに来たよ」 「ホロウさんお疲れ様です。エルナーさんからは連絡もらってますよぉ」 顔を出したオルヴォを見てフッとはにかむヴォイド。彼女を好意的に見ている人間ならばこのはにかみに少しどきりとするだろう。が、オルヴォは違った。 これは多分、またぼくの名前を忘れた誤魔化し笑いだろうな。 そう思うと乾いた笑いしか出てこないし多分それで当たりなのだと思う。何故なら案の定ヴォイドは「ありがとう。オルヴォ…ワシ…もにょもにょ」と何だか…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%c0%b1%a4%cb%b4... - 2021年09月20日更新
嵐を呼ぶ女/べにざくろ
怒ってる ) 怒りの原因はウルリッカがヴォイドの胸を揉みしだいていたこと。 他人の前では軽く怒っているくらいの雰囲気を出していたくせに、その後にアルヴィの部屋に連れてこられてウルリッカはお説教タイムの真っ最中である。しかも結構本気で怒っている。どうやらアルヴィの怒りの分水嶺をウルリッカは見誤ってしまったようだった。 「 ……だってヴォイドの胸がカヌル山だったから 」 「 ウルリッカ 」 普段呼ばれる愛称ではなく、しっかりと名前を呼ばれて思わず肩が跳ねる。 女性の胸の大きさを山の名前で喩えることは山…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%cd%f2%a4%f2%b8... - 2021年05月30日更新
愛日燦々/涼風慈雨
大の目的の人物を見つけて歩み寄る。 ーーヴォイド・ホロウ。黒い人がヨダカ様を放置しては会いに行っている2つの意味でナイスバディな人物。彼女なら何か聞いているかもしれない。それにしても、ヨダカ様を困らせるなんて酷い&ruby(マキール){主人}だよなーー 尚、フィオナが勝手に思い込んでいるだけである。ユウヤミがヨダカを撒いて居なくなる時の原因はヴォイドの事ばかりではない。別件で動いている時もあれば、単にサボっている時もある。 さささ、と素早く移動して出来るだけ気配を消しつつ耳をそば立てて近寄るフィオナ。…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%c6%fc%bb... - 2021年09月18日更新
私はゼピュロスにはならない/燐花
を掛けた彼女はそのタイプだった。今度こそヴォイドと関連付けない女性を…と思ったのだが、暗がりで服を脱がせた時に見た下着がまるでヴォイドが着ていそうなもので瞬時に頭が彼女との妄想に置き換わったのを思い出す。昨夜ベッドに散らした服を回収しいそいそと着込んでいる姿が目に入るが、問題は服の置き場だった。部屋の真ん中に置いてあるソファの背もたれにフリルの多いワンピースを掛けているこれまたフリルの多い下着姿の彼女。ロードは見開いた目のままずかずかと音を立て彼女に近付くとがしっとその腕を掴んだ。 「ロード君…?」 ち…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%bb%e4%a4%cf%a5... - 2021年08月08日更新
やにわに去りて/燐花
俯いた。かれこれ二年近く手を回し、静かにヴォイドの仕事を減らしていった。時間を掛けたのには理由はあって、もしもその間にヴォイドが憎からず思っている彼、テオフィルスと何か進展があったのなら二人でそのまま連れ添ってしまえば良いとも思っていた。二人で一緒に岸壁街で暮らすなり、外に出るなり。とにかく彼女がこれ以上一人で孤独に生きて行く訳ではない、と言う事さえ分かれば静かに諦めようと思った。時間を掛けたのは、諦めどころを見付ける為でもあった。けれど互いに互いを大事に思うあまりか、気を遣った結果ヴォイドはテオフィルス…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%e4%a4%cb%a4... - 2021年07月10日更新
バイオレットノスタルジー/燐花
岸壁街で同じコミュニティに入っていたヴォイド・ホロウが眉間に深い皺を寄せた状態で現れた。と言うか、今はまだ開店時間前なのだが。 「ちょっとちょっとヴォイちゃーん…まだ開店時間前じゃんよー」 「ヤサカにちょっと話あっただけ」 「え?そんなに俺に会いたかった?やめろよー照れるぜ」 「何も言ってない」 無遠慮に店に入るとこれまた無遠慮にカウンター席に座るヴォイド。おーい、そこ今掃除したところなんだけどなぁー。 「ヴォイちゃん…相変わらず無慈悲っ!!」 「は?」 「やだよーもー。相変わらず男の純情弄ぶんだか…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%d0%a5%a4%a5... - 2021年04月07日更新
それは世界を救うと思うんだ/燐花
tents *闇深い目のソムリエ 「ねえヴォイド。お願いがあるの」 この日は休みだったのか、いつもの様にネグリジェにパーカーを羽織ったまま休憩所でお茶を飲んでいたヴォイドは真面目な顔のウルリッカに声を掛けられ首を傾げた。ウルリッカがお願いなんて珍しい。 「…何?」 「聞いてくれる?」 「良いよ」 おそるおそる返事を返せばキラキラした顔をするウルリッカ。ヴォイドは「何故お願いの内容を聞かなかったのか」、次の瞬間数秒前に戻りたくなった。 「ありがとう、胸を触らせてほしかったの」 「え、何て?」 「じゃあ早…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%bd%a4%ec%a4... - 2021年05月20日更新
リングに立つ/燐花
る気がする。 欲しい。欲しい。彼女が。ヴォイドが。こんなにも。 彼女の事を考えるだけで容易に反応する体を鎮めたくて夜の街に繰り出す。 幼い頃からの歪んだ認知と慣れは体を許す罪悪感を簡単に消してしまう。思い出したくは無いが、子供の頃母親に強制されて男に抱かれた思い出に比べれば今の自分の行為は大変まともに見えるのだ。 そして同じ様にこの一夜だけ互いに慰め合いたい女性と巡り会えた時、全てを忘れて快楽を求める。 それでも、最近は忘れきれない自分にも気が付いていた。体付き、ふとした仕草、表情。目敏く見付け…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%ea%a5%f3%a5... - 2021年05月16日更新
お味はいかが?/燐花
早退きするって…!」 ミアに入ったのはヴォイドからのメッセージだった。そこにはネビロスが強い頭痛を訴えた事、アペルピシアの判断で寮に帰された事が書かれていた。 * &ruby(クァ・バツ){挽麦}のクッキー 油断していた。頭の痛みに襲われたネビロスは早々にアペルピシアに相談した。しかしあれよあれよと言う間に痛みは増してしまい、彼女の判断で大事を取ってネビロスは早退きする事にした。原因は不明。おそらくは心因性のもの。こうなるともう休むしかない。以前ならこう言う時少し渋ったネビロスだが、もう休みを返上し…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%aa%cc%a3%a4... - 2021年05月09日更新
母親のブルース/燐花
委員会の仕事もあり部屋でうとうとしていたヴォイドは突然の来訪者に目を覚ます。入って来たのは一つ上の学年の幼馴染、テオフィルスだった。 「テオ…?」 「ヴォイド?先生居ねぇ?」 「今ちょうど留守」 「マジか…」 「何しに来たの?」 「昼寝」 先生帰って来たら寝るわ、とサボる気満々なテオフィルスを見てヴォイドはくすりと笑うと懐からチョコを取り出す。 「…何これ?」 「チョコ。私も今仕事サボり中だから」 「へぇ、珍しいな…」 「だから、一緒にサボろ?」 「…おう」 二人で並んで椅子に腰掛け、チョコレートをち…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%ca%ec%bf%c6%a4... - 2021年05月06日更新
ディー・フェアヴァントルング……?/べにざくろ
怠い雰囲気を漂わせながら部屋に入ってきたヴォイド・ホロウに挨拶をした。それでヴォイドのガラス玉のような感情の籠らない視線がタイガに動き、そのすぐ側にいるテオフィルスで止まる。 「 こんにちは、お姉さん。私、ミクリです 」 先手必勝とばかりにテオフィルスは再び可愛い女の子の仮面を被ってヴォイドに挨拶をしてみる。ヴォイドと出会ったのはもっと大きくなってからで、彼女はこの姿の自分を知らないから気付かないかもしれないという一縷の望みを賭けての挨拶だ。 「 ……何やってるの、テオ 」 しかしヴォイドから返ってき…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%c7%a5%a3%a1... - 2021年05月05日更新
愛の日に暴走した君/燐花
オルでわしゃわしゃと拭きながら現れたのはヴォイドだった。バスローブに身を包みスリッパでパタパタ歩いてくる彼女は昔みたく下ろした髪の毛を艶めかせている。 「…どうしたの?」 「い、いいえ…」 覗き込むヴォイド。ロードはやっと彼女のバスローブの胸元から目を逸らすと頭を抱えた。どうしよう、一気に夢から醒めたくなくなったのだが。 「やっと起きた?ぐっすり寝てたからどうしようかと思って先にシャワー行っちゃった」 「は、はぁ…」 「…何変な声出してんの?本当に起きてる?」 訝しげな顔で覗き込むヴォイド。彼女の顔か…
https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年04月30日更新