Twitter創作企画「薄明のカンテ」のまとめ。世界観の説明に始まり、小説・イラスト・漫画・音楽その他、創作企画で生まれた作品を掲載する場所。

タグ検索でシキ42件見つかりました。

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教育に悪いマルフィ結社/べにざくろ

社内の中でも一二を争う長身の持ち主であるシキ・チェンバースだったからだ。現に彼は平然と立っており、むしろリリアナを心配するような様子を見せていた。 「 俺は大丈夫だけど、そっちは大丈夫? 」 「 大丈夫よ。こんなことで泣く程こどもじゃないわ 」  シキに張り合うかのように胸を張っているリリアナの様子を見て、シキの青と緑が混じった様な不思議な色をしている目が細まり「 偉いな 」と呟くとリリアナの頭を大きな手で優しく撫でた。 「 わたしはこどもじゃないのよ!? 」 「 そうか 」 「 もー! シキおにーちゃん…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b6%b5%b0%e9%a4... - 2021年10月02日更新

愛の日に優しい諦めを君に/燐花

漏らした。 「じゃあ愛の日はロードと…後シキ君にもあげるのかな?他は?気になる男の子とか居ないの?お兄さん知りたい」 「…居ますけど、一人。クソ兄さんやシキみたいな関わりは全くないけど一応あげようと思っている人間は」 「は…マジ…?」 「ええ。普段牛乳貰ってるんでその礼も兼ねて。皆と同じ物用意するだけですが」 「あ、なーんだ」  クロエがあげようとしているもう一人と言うのは前線駆除班第三小隊のルーウィン・ジャヴァリー。彼から貰う牛乳の見返りにしては小さな返しだが、それでも愛の日にクロエが誰かにあげようとし…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年09月12日更新

meilleure amie!/べにざくろ

そこに立っていたのはコンビニの袋を下げたシキだった。そういえばシキもクロエと良く一緒にいるような気がしたミアは顔を輝かせる。 「 シキ君! 良かった!! 」  そんなミアに対してシキは甘くてしょっぱくて苦くて薬っぽくて清涼感もある非常に口の中が忙しくなるサルミアッキの飴を食べさせられた時のような顔をした。 「 え……何……? クロエ、拾い食いした物が腐ってた……? 」  何ともいえない顔で失礼なことを言い放つシキだが、ミアは怒るのではなく自分の身体がクロエであったことを思い出す。そういえばクロエは年上のシ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/meilleure%20ami... - 2021年08月22日更新

シキ・チェンバース

nal data 親御さん:燐花 名前:シキ・チェンバース(Shiki Chambers) 誕生日:1/24 血液型:A型 所属班:調達班 性別:男 好き:甘いもの、子供 嫌い:苦いもの 性格:寡黙、人が好き 特技:肩車 髪色:青みがかった黒 瞳色:青と緑が混じった様な 身長:194cm 年齢:19歳 趣味:友達と遊ぶ 一人称:俺 前職:フリーター 加入理由:兄貴(ロード)に誘われたから キャラから一言: 「子供や友達を抱っこするの好きなんだ。無駄に背ばっかデカくなったけど、守るのに役に立つから嫌いじゃな…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a5%b7%a5%ad%a1... - 2020年12月30日更新

十人十色の破裂音/燐花

払いした。 *冤罪 「あ、クロエ」 「シキ。仕事終わりですか?」 「うん、クロエは?」 「牛乳を買いに行きます」  相変わらず好きだねー、とシキは興味無さげに欠伸をする。クロエはそんなシキをじぃっ…と見つめた。女性としてかなり背の高い部類のクロエだが、今のところ一番近い存在であるシキの背は勿論ロードの背も抜けず、一番小さいのが何だか癪に触った。 「…クロエは大っきいよ?」  ぽんっとシキの大きな手がクロエの頭を包み込んだ。しかし、クロエからしたら火に油を注がれた心地であった。 「……本当腹立ちますね、シ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%bd%bd%bf%cd%bd... - 2021年07月29日更新

しっちゃかとめっちゃか/燐花

〜」 「納涼、怖い話大会…」  テディとシキが司会の音頭を取る。ロードは影のある笑みを見せ、イオは悪い顔色をより一層悪くする。彼は「何故このメンバーの中に自分が居るのだろう?」と不思議そうな顔もした。ミアは青い顔で震えているし、テオフィルスは「度し難い」と言いたげな顔をした。 「…二、三突っ込んで良いか?」  そして、無事変な顔になったテオフィルスは司会二人にツッコミを入れる。 「誕生日を祝しての前置きがもう意味分かんねぇし、この真冬に納涼の言葉は辞書で調べろだし、どうにもやっつけ感がなぁ〜…」 「そもそ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%b7%a4%c3%a4... - 2021年07月23日更新

やにわに去りて/燐花

た。 *想い、空劫なりて  少年の名はシキ・チェンバースと言った。そして体の大きいシキをロードは十二歳くらいかと思っていたが、意外にもまだ九歳でありロードは彼の成長度合いに大層驚いたのだった。しかし、もっと彼を驚かせたのはシキのマイペース度合いだった。 「お前煙草臭い」  歳の割に大きい体の持ち主であるシキ。中身も年齢の割に大人びて…とはならず年相応の様で、びしっと指差すとまるで先生に告げ口をする学生の様にロードに文句を垂れた。 「こらこら、人を指差して色々言うもんじゃありませんよ」 「だって…煙草臭い…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%e4%a4%cb%a4... - 2021年07月10日更新

MINT×CHOCOLATE×MINT/べにざくろ

――確か&ruby(ナリル){調達}班のシキ・チェンバースといったか――だった。しかしサリアヌを驚かせたのはそこでは無い。  ウルリッカとシキの間にはミント色の様々な菓子が積まれていたのだ。  サリアヌはチョコレートしか知らなかったが、どうやらミントチョコレート菓子にはクッキーやキャンディも存在したらしい。 「 あの人、お姫様なの? 」 「 うん、貴族の人 」  シキに問い掛けられたウルリッカが素直に頷いているが、決して貴族イコールお姫様や王子様の類ではない。ウルリッカが勝手にそう思っているだけであるが、…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/MINT%a1%dfCHOCO... - 2021年06月27日更新

眠れない夜に罪な夜食の会/燐花

丈夫そう。では…背徳感を味わおう…」  シキとウルリッカの二人が休憩所で話をしていたので、藁にもすがる思いでヒギリはそこに突入した。 「シ、シキ君ー!ウルちゃんー!」  うわぁぁぁあ!と声を上げながらシキとウルリッカの二人に抱き付くヒギリ。覆われたウルリッカは彼女の肩の辺りで溺れる様にあっぷあっぷと声を上げ、シキは自分の胸の辺りですっぽりハマったヒギリにどうしたら良いか分からずとりあえず行き場のない手を彼女の頭に乗っけた。ひとしきり騒いだ後顔を上げるヒギリ。髪を結っておらずいつもと雰囲気の違う彼女をシキは…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%cc%b2%a4%ec%a4... - 2021年06月06日更新

花細し/べにざくろ

のお昼ご飯はとっくに胃の中だ。 「 俺、シキ・チェンバース。&ruby(ナリル){調達}班 」  さっさと立ち去ろうとしたウルリッカに静の巨人ことシキが名乗る。名乗られたら名乗り返さなければ失礼だろう。 「 &ruby(リンツ・ルノース){前線駆除}班第六小隊、ウルリッカ・マルムフェ。ウルでいいよ 」  それだけ言って今度こそウルリッカはシキの前から立ち去る。  巨人さん、シキって名前なんだ。と思いながら。 *沈んだ心、浮かれた心  軽やかな足取りでマルフィ結社の廊下を進むウルリッカのポニーテールが今…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b2%d6%ba%d9%a4... - 2021年05月01日更新

外の世界に憧れて/燐花

「今日も今日とて、退屈ですねぇ…ねぇ、シキ?」  シキと呼ばれたカメレオンは「ん?」と小首を傾げて男を見詰める。男はくすりと笑った。 「はぁ、お母様に頼んでみましょうかねぇ…ダメ元ですが…」  彼の名前はロード・マーシュ。その名の通り(?)彼は諸々あって彼と同じマーシュと言う名前の野菜と縁が深かった。ロードの言う「お母様」とは彼の血の繋がらない義理の親であり、彼の本当の母親から彼を奪った魔法使いである。そしてその「お母様」は何故か彼の名前を「ノヂシャ」とか「コーンサラダ」とか二転三転させた末に今は彼を「…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b3%b0%a4%ce%c0... - 2021年04月17日更新

愛の日に青春を君達へ/燐花

難しい暗い顔で廊下を歩いていた。 「……シキ、何で着いてきてんの?」  いつになく暗い顔のテディは、いつになく冷たい口調でシキに尋ねる。廊下からひょっこり現れたシキは、頭を軽く掻くと無表情のまま呟いた。 「バレた?」 「シキ…大きいんだから見付けやすいに決まってるでしょー」 「俺も着いてって良い?」 「何で」 「…逆にテディは何でそんな冷たいんだ?」  自分が蒔いた種とは言え、テディは少し後悔していた。目を閉じれば大好きな友達であるユーシンの笑顔が浮かび、頭の中でそれは次第に色彩を失くしてモノトーンになっ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年04月14日更新

そうだ、温浴に行こう/燐花

上で募集を掛けたところテディ、ユーシン、シキ、アルヴィ、ヒギリ、テオフィルス、ロードと結構な大所帯だ。  デスクワーク等疲れを取りたい目的な人間もいれば、これも経験!と好奇心で着いてきた元アイドル、楽しそうだから行きたいけど一人は嫌だと言う理由で複数で来た子供達、理由はまちまちだが一様に皆温浴を楽しみにしていた。 「温浴に馴染みのある方は?」  二台に分けた行きの車の中不意にネビロスが口を開く。女性はウルリッカ、ヘレナ、男性はアルヴィが手を上げた。 「…男性側にも馴染みのある方が居ましたか」  ネビロスが…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%bd%a4%a6%a4... - 2021年03月10日更新

愛の日に悩み多き君達へ/燐花

人に特に興味が無さそうにぼーっとしていたシキは、リアカーの中身を見て考える。ここにテディ曰く、ネビロスを後押しする為の道具(テディがコーディネートしたデート服)があると言う事は、きっとこれから医療班に向かうのだろう。普段あまり行かないから会う機会が無いけど、今日は愛の日のチョコ配りと言う大義名分があるから堂々と行ける。 「…よし」  会ってみたかった。  あんまりにも兄貴がデレデレしてるあの人、ヴォイド・ホロウ。と言うかヴォイドって面白い名前だよね。あ、人の名前に面白いとか言うのは流石に失礼か。そう言えば…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年03月08日更新

愛の日にプロメッスを/べにざくろ

ーがあって、それを大道芸人のような格好のシキが引いていた。 「 え? 何でリアカー? 」 「 『「結社全員チョコ配り計画、誰もぼっちと言わせない」作戦』決行中だからだよ! 」  キラキラの笑顔で可愛らしくポーズを決めるテディが可愛くてミアは何もツッコミを入れなかった。元々、彼女がツッコミ属性ではないことも関係あるのもしれない。いや、無いか。 「 それにしてもいつも可愛いけど今日のテディは特に可愛いね。メイクは愛の日だからピンク? 」 「 さすがミア! 今日のメイクはね…… 」  可愛いもの好きなテディとの…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年02月23日更新

放課後の様なぼくら/燐花

じゃない?」と、試験的に調達班の巨人ことシキを加えた。  ユーシン、シュオニ、テディとその中に一際大きなシキを加えた四人。並ぶと他三人が小さく見える程、シキは異様に大きい。 「またずば抜けてデカイ…」  もしかしたら結社で見た誰よりもデカイんじゃないかと言う体躯。テディはいつもの感じでもう慣れてしまい気付いたらおんぶされている。  シキは大きな体をゆらりと動かすと(テディが乗っているから余計大きく感じる)ユーシンに近付き声を掛けた。 「ユーシン」 「え?」 「ユーシンはやらなくて良いの?おんぶ」 「い、い…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%ca%fc%b2%dd%b8... - 2021年01月03日更新

一世一代プリンの陣/燐花

」  その日、仕事後自室で調理した夜食をシキの部屋に届けに来たロードに彼が放った一言は場を凍りつかせるのに十分だった。 「…今何か聞こえた気がしますが気の所為ですかね、帰ります」 「俺はプリンが作りたい!」  帰さんとばかりに前のめりで迫るシキ。知らぬ存ぜぬで通したかったロードだがそう言うわけにも行かず瞬時に顔色を変える。 「馬鹿言うんじゃないですよ!?赤スープと揚げじゃがのレシピ読み間違えて食材を可哀想にしたお前が!?急にプリン!?」 「おととしいきやがれって顔するな!俺だって兄貴に習えば出来る!」 「…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%ec%c0%a4%b0... - 2021年02月04日更新

愛の日を前にして/燐花

をつきながらユーシンは呟きお茶を啜った。シキはそれを見ながらかぼちゃプリンを口に運ぶ。本日何個目だろう?と言う疑問は一旦横に置いておく。 「心配ですね。風邪には特効薬が無いですから」 「年末年始あれだけ大暴れしたし、疲れも出るよねきっと」 シュオニとシキの言葉にユーシンは思い出す。あの人が変わった様に興奮しながら着物用のメイクに奮闘し、着付けを見学する事に勤しんでいたテディの姿を。着せ替え人形の如く色々着せられそうになり何回か身の危険を感じたユーシンはげっそりした。 「テディってば…何かに取り憑かれたみた…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%b0%a6%a4%ce%c6... - 2021年01月23日更新

The red phantom killer/燐花

を見る。見知らぬ女が何かを言ってくる夢をシキは頻繁に見ていた。 またあの夢だ。夜中に目が覚めて何かを言って来るのだが、途中からテープが擦り切れたみたいにザラザラして結局分からなくなる夢。 「眠ぃ…」 冷蔵庫を開けてガサゴソと漁る。 昨日は部屋の物が勝手に動いていたしロードがおかずを入れに来てくれたのかと思ったが、冷蔵庫に変化は無かった。 「あれ……?」 おかしいな。部屋にあった小物が動いていたからロードが入ったと思ったのに。 「…まあ、兄貴もそんな要件無しに来る事あるかぁ…」 ぶつくさ言いながら冷蔵庫にあ…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/The%20red%20pha... - 2021年01月19日更新

あっちむいてほいをしないと出られない部屋

・リーシェル(!?) **ロードvsシキの場合 シキは気が付くと白い部屋にいた。手に持ったミルクプリンを見ながら目をぱちくりする。 はて、自分はさっきまでユーシン達とプリンを食べようとしていたのに。 「いやいや参りましたねぇ。まさかこんなところに飛ばされるとは」 その声にピクリと反応し、シキは目を輝かせた。 「兄貴っ…!」 「おや?お前もここに喚ばれたのですか?」 「兄貴、元気そうだ」 「元気ですよ。私が元気が無いわけないじゃないですか」 うふふ、と笑い辺りを見回すとロードは出口の無い部屋の全貌を見渡…

https://hakumeinokante.memo.wiki/d/%a4%a2%a4%c3%a4... - 2021年01月10日更新

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