作者：リーシェル
発行年：2171年〜
1巻：猫が3匹もいると退屈しない。
2巻：猫が3匹もいると退屈しない。猫に感謝！
3巻：猫が3匹もいると退屈しない。全ての猫に感謝！
猫飼いの4コマコミックエッセイ。下僕ことリーシェル氏の飼っている3匹の猫とのたわいもない日常の話。
電子世界上で公開していたコミックエッセイをまとめた本。既刊3巻。

　「どうも、退屈しないにゃんずです。こっちは猫様の下僕です」から始まるコミックエッセイ。
　隠したカリカリを見つける猫たちと知恵比べする話、病院に行くために四苦八苦する話、下僕帰宅時に迎えに来る子来ない子の話、下僕が風邪ひいてる時に大運動会してる猫の話、初めてお風呂に入れた話、vs自動で動くおもちゃ、などなど。
　初期は仔猫だったが、リアルタイムで成長して成猫になっていく様子を見られる。

• ユーヤミ

　長毛の黒猫。黄色目。オス。首輪は赤。
　名前は下僕氏がつけた。由来は見た目が夜の闇のように見えたから。
　雨の中捨て猫だったところを妹のクリスティーヌと一緒にリーシェル氏に保護された。拾われた当時は獣医師からも長く生きられるかわからないと言われるも、良い方向に期待を裏切ってメキメキ回復した。
勝手にカリカリの保管場所を見つけて食べ漁ったり、ドアを開けて部屋の移動をしたり、テレビをつけて遊んでいたりする。
　病院嫌いで、連れて行く時は知恵比べで大運動会になる。普段から下僕の言うことなんて聞かない。なぜか彼女ちゃんには甘い。
　後から来たソーニャによく追いかけ回されてエアコンの上に避難している。でも結局プロレスしてクリスティーヌも混ざって団子になってる。
　羽根のついた猫じゃらしがお気に入りだが、流れる水も結構好き。
　下僕曰く、猫吸いポイントは首。

• クリスティーヌ

　長毛の黒猫。黄色目。メス。首輪は青。
　名前は彼女ちゃんがつけた。
　雨の中捨て猫だったところを兄のユーヤミと一緒にリーシェル氏に保護された。
　兄のユーヤミほどやんちゃではないが、勝手にドアを開けたり、パソコンをいじったりはする。兄がやらかしてる様子を物陰からじっと見てるけど気配がないから結構怖い(下僕談)。
　下僕が帰ってくるとちゃんと出迎えてくれる良い子。3匹の中で1番下僕に懐いている。
　タラのけりぐるみがお気に入り。兄と一緒に流れる水を見てることもある。
　下僕曰く、猫吸いポイントは腹。

• ソーニャ

　短毛の白多めの白キジで緑目。メス。首輪はピンク。
　名前は彼女ちゃんがつけた。
　リーシェル氏の庭先に餌を貰いに来る野良だったが、大雨の日に家に入れて貰った時から居座って飼い猫になった。
　年下(月下？)のユーヤミとクリスティーヌを可愛がっている面倒見のいいお姉さん……だったはずだが、先住猫のユーヤミを気に入っているらしく、体格差が無くなったあたりからよく追いかけ回している。仲良く(？)追いかけっこしたりプロレスしたりしている。
　ネズミのついた紐がお気に入り。元野良猫にしては珍しく、お風呂好き。
　下僕曰く、猫吸いポイントは後頭部。

• 下僕(リーシェル)

　猫3匹を飼っている漫画家。彼女に負けてる。猫にも負けてる。よく猫用ペーストおやつを奪われているし、隠した食べ物も勝手に荒らされている。ネーミングセンスは良くない。
　漫画に登場する時は顔に「下僕」と書いてあり、顔はない。

• 彼女ちゃん

　リーシェル氏を見事に尻の下に敷いている。見た感じはおっとりしてるのに怒ると怖い。基本的に下僕の言うことを聞かないユーヤミですら手懐けている。
　漫画に登場する時は顔に「彼女」と書いてあり、顔はない。

• 編集さん

　漫画に登場する時は顔に「編集」と書いてあり、顔はない。
　猫が大好きな猫アレルギー。

1回5分放送のアニメになった。
OPは「この世界に猫という魅惑の生物がいる奇跡」。「猫感謝」と連呼する歌詞がクセになると猫飼いの中では割と知名度がある。

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