薄明のカンテ - ビクターと面談しましょうか
涼「というわけで、今回のゲストは〜?ビクター・トルーマンさんです!」
ビ「おう、よろしく!」
涼「実を言いますとすんなり来てくれたのはビクターが初めてです」
ビ「え、そうなのか?」
涼「本当だよ。前に来た子はみんな呼び出しだから仕方なし来てくれた感じ」
ビ「うわ、酷ぇな〜」
涼「本人たちのために誰とか言わないけどね」
ビ「へぇー」
涼「うん、じゃぁ最初の質問ね。ビクター的には今のお仕事どう?」
ビ「結社での仕事か?うん、楽しいぞ!」
涼「そりゃ良かった。具体的に何が楽しい?」
ビ「そりゃー、体張って仕事するのは性に合ってるからな」
涼「そっかぁ〜前の仕事は土木工事だったもんね〜」
ビ「おう。何はともかく健康な体に生んでくれた親父とお袋には感謝しかねぇな」
涼「そーだよねー。親御さんとは色々あったみたいだけど?」
ビ「ん?ありゃー俺の頭がすっかすっかなのが良くねぇんだ。親はよくこんな俺に付き合ってくれたと思うぞ?」
涼「感謝に溢れてて眩しぃぜ……」
ビ「どした?作者ー?目なんか塞いだら見えねぇよな?」
涼「あまりの光属性に目が潰れそう」
ビ「ひかりぞくせい?」
涼「ごめん、ボクが変な事言った」
ビ「病気じゃねぇよな?大丈夫だよな?」
涼「うん、大丈夫だよ。心配ありがとう……じゃぁ次の質問。面白い出会いってあった?」
ビ「刀の子!」
涼「アサギくんだね。どこが良いの?」
ビ「すっごく強ぇえんだ!バーーンって来てドォーーン!んで、ズバァーー!」
涼「身振りでの再現サンキュ。でも語彙力が行方不明」
ビ「作者わかるよな?」
涼「見てるボクはわかるけど、文字しか見えない読者に伝わらないよ?」
ビ「えーっと……じゃぁ……刀握ってえいやって振って機械人形がびゅーん……?」
涼「……ビクター、情景描写は今回いいや。アサギくんの強さが好きっていうのが理解できたし。他に気に入ってる人はいる?」
ビ「もちろん、小隊長!それから軽業師とガート嬢と……えっと、自由業?」
涼「そっか。小隊長もといロナのどんなとこが良い?」
ビ「もちろん、強ぇえとこ!強いだけじゃなくてちゃんと説明してくれるとこだな!」
涼「指示だけだとなんか納得できない時あるもんね」
ビ「俺でもわかるように説明してくれるから、凄ぇ助かるな。作戦会議もちゃんとあるし。第6の小隊長にも見習って欲しいなって合同の時にちょっと思ったな」
涼「ユウヤミに?」
ビ(深く頷く)「自分から動かねぇし、指示も個人のやる事しか言わねぇし。理由聞いても小難しい事言うから余計に意味わかんねぇし。」
涼「あー……うん、そうだね。年始の合同が大変だったって話はそう言う事?」
ビ「そう言うことだ」(深く頷く)
涼「こう考えると信奉者がいるのが謎だよね……まぁ、第6は任務成功率がかなり高いけど」
ビ「謎だよなぁ〜」
涼「ユウヤミの事はこれくらいにして、軽業師もといヘラとガートの良いところ教えて」
ビ「軽業師って凄く姉ちゃんって感じがするんだよな。頼れて、話してて楽しい。芸人の仕事で旅してた頃の話とか面白いぞ!」
涼「へぇ、そんな話もしてくれるんだね、ヘラ」
ビ「たまに機械人形だって忘れそうになるぞ」
涼「それはやばい。ガートはどんなとこ?」
ビ「圧倒的に馬鹿力。ガート嬢ってあんなに小さいだろ?それなのにあのサイズの大剣振り回してて凄ぇなって」
涼「確かに。振り回されてないもんね。まぁ機械人形だから重量のせいかもしれんね」
ビ「あ、なるほど」
涼「そいで、自由業もといジークもなの?どんなとこがお気に入り?」
ビ「自由業……じゃなかった、ジークに診てもらうと何故か怪我が早く治るんだよな。なんでだろーなー?」
涼「柔道整復師のデータが入ってるからだと思うよ。自然の治癒力を高めるのが1番綺麗に治るからね」
ビ「柔道?格闘技じゃないのか?」
涼「格闘技の柔道から派生した、東國に伝わる医療技術だよ。今度ジークに会ったら聞いてみな?」
ビ「そうしてみる!」
涼「それにしてもビクターは強い人好きなんだね。人事部はあんま会うこと無いと思うけど、新規勧誘課のロード・マーシュって人知ってる?ごっさ強いらしいよ」
ビ「へー!凄ぇな!誰かわからんが、なんで前線駆除班来ないんだー?」
涼「なんでだろーねー?本人に会った時にでも聞けば?」
ビ「覚えてたら聞いてみる!」
涼「(パラグラフ14の記憶は無くなるんだけどね)」(知らん)
ビ「えーっと、これで終わりか?」
涼「うん?まだあるよ。結社に来てから良き人には会えた?」
ビ「よきひと……?どういう意味でだ?」
涼「なんかあの子可愛いなぁとか、彼女になってくれたならいいなぁとか。そんな感じに思う子はいる?って事」
ビ「うーん……今まで出会いって言える出会いなかったからなぁ……そういう目線って考えた事ねぇんだよな……」
涼「考えてもいいんだよ?今はいなくても、こんな子いたら良いなぁってポイントがあればそれでもいいよ」
ビ「うーん……やっぱ強い子がいいなって思う。骨太な感じで長く一緒にいられる強い軽自動車みたいな子がいたらいいなぁっていうのはある」
涼「軽自動車……まさか女子を車に例えるとは……」
ビ「親父もお袋も支え合ってた感じがするんだよな。だから俺も、守ってあげないとっていうより戦友?になれたらいいなって」
涼「思ったよりしっかり構想あってびびったわ」
ビ「車種で言うならスズキのハスラーかホンダのN-BOX」
涼「まてまてまて、メタいぞビクター。車種をガチで言ったらメタいぞ」
ビ「ステランティスの軍用ジープとは言わないが」
涼「え?ちょ?そんなに車好きだっけ?」
ビ「自動車は男のロマンだろ?」
涼「男に限定しなくてもロマンだけど!仕事でトラック乗ってたもんな!そりゃ車好きだよな!!」
ビ「スポーツカーよりゴツい感じの強そうな車とかトラックが好みだな」
涼「そっか、ボクはヒノノニトンのトヨタ製アルミバンが好きだな……じゃない!車談義じゃない!女の子の話してた!うん、ビクターの好みはわかった!車談義は別のところで仕切り直してやろうか!」
ビ「え〜?わかった、また今度な!」
涼「今回来てくれたビクターには鶏肉の赤ワイン煮込み、お土産にあげる」
ビ「おぉ!?ありがとな!美味そう〜!」
涼「せっかく同じ班に女子ズいるんだから、女子との会話の仕方覚えてきなよ?」
ビ「おう、ありがとな!」


ビクターは下ネタ耐性あるだろうな。前の職場は日雇い労働者で土木工事多かったみたいだし。男性ばっかりの職場だとセクハラ紛いの話もバンバン飛び交うんだろうな。
ただビクターの育ち的に積極的に話さないし、かっ飛ばして話してる奴がいたら全力で笑って、さすがー、知らなかったー、凄いー、センスあるなー、そうなんだー、のループ再生??なのか??