某刻某所。
何故かシリルに結社内のどこかも分からない部屋に集められたミア、ウルリッカ( 以下・ウル )、セリカ。
シリル「 あら、女子会ってなると案外、人数寂しいわね 」
セリカ「 サブキャラ的な子は多いんですけどねぇ 」
(サブキャラ→ロード親衛隊ABC、ダリア&ジニア)
シリル「作ってた女の子の設定、ルーに流用(牧場の子)しちゃったものね」
ウル「シキに登る系女子だよね」(キャラシ見ながら)
シリル「それウルちゃんで良いかとなっちゃったものね〜」
ニコニコと笑ったシリルは笑みをニンマリしたものへと変える。
シリル「それで? 恋愛的にはシキはウル的にどうなのかしら?」
ウル「れんあい?」
ミア「えっ!? シキ君とウルちゃん、そんな関係になってるんですか!?」
ウル「なってない。
番の予定も無い」
シリル「
番……前からウルに言わせたかった単語がようやく出たわね」
セリカ「お2人が話しているとじゃれ合う仔犬達のようで微笑ましいんですけどねぇ」
ミア「えー、それ私も見たいです!」
ウル「でも私が好きなのは『頭の良い人』って設定だよ?」
全員が頭にシキ・チェンバースの姿を思い浮かべる。
シリル「燐花さんの最新作『
星に願いを』でシキは赤ん坊並の育児で育ったっていうものねぇ……ウルちゃんが育児本読んでたらアルが卒倒しそうだわ」
ウル「私、シキをおんぶも抱っこも出来そうにない」
そう言って萎れるウルリッカのポニーテール。そういう問題ではない。
ミア「私もネビロスさんをおんぶしてあげられないなぁ……」
何故か同じように萎れるミア。だから、そういう問題ではない。
シリル「颯爽とオトコ共を抱えられる女性なんてバーティゴ位だと思うわよ」
セリカ「お姉様に抱っこして貰うのは私だけで十分なんですぅ!」
方向性の違うところからプンスカとした顔を見せるセリカ。
そんなセリカへシリルが一言。
シリル「お姉様は置いといて。ギャリーはどうなのよ、セリカ」
セリカ「えっ。どうって仰られましてもぅ……別に何も無いですよぉ」
ミア「あれ? セリカさん、顔真っ赤ですよ?
医療班行きますか?」
セリカ「だ、大丈夫ですぅ!」
シリル「ギャリーが『
深夜一歩手前のテンションで』であんなにぶっちゃけてるのにアナタは言わないなんて酷いんじゃないのかしら?」(どうせココの記憶はなくなるんだし)
セリカ「うぅ……だってぇ、私の方がぁ、歳上でバツイチで……ファンさんのお爺様やお祖母様や御家族に落胆されますよぅ……」
シリル(既に家族のコトまで想定してるなんて、セリカはギャリーが好きなのね……)
ミア「歳の差なんて気にしたら負けですよ!」
セリカ「ミアちゃんは歳下だから良いんですぅ!あ、でもその年齢差はオススメしないですぅ……」(ネビミアの年齢差はベンジーとセリカと一緒!)
ミア「ギャリーさんはそんな年齢なんて気にする小さい人じゃないと思います!それに今聞きたいのはセリカさんの気持ちです!」
ミアのキラッキラの素直な瞳に見つめられて言葉に詰まるセリカ。
セリカ「うぅ……素直な瞳に見つめられると辛いですぅ……ええ、まぁ、どちらかといえば、お慕いしている方だと思いますぅ……でもでも、ファンさんはきっと私なんかじゃなくて最終的には若い女の子を選ぶと思いますぅ……」
ウル「セリカには着物の下に立派な
それがあるから大丈夫」
『
それは世界を救うと思うんだ』で見せた乳ソムリエの目でセリカを見つめるウル。
シリル「あら、ウルちゃん。着物越しでも分かるの?」
ウル「本編だと分からないけど、この世界なら分かる。どうして結社には大きな胸の人が多いの?羨ましいね、憎らしいね……」
ミア「人は胸の大きさじゃな……」
ウル「
平均以上のサイズの人間が言ったところで何の慰めにもならないから」
愚かにも仲裁に入ろうとしたミアのアポリフ山を鷲掴みにするウル。
本編でやったら魔王というか保護者というかな彼はどういう反応するんでしょうね?
ウル「ヴォイドには劣るけどふにふにもにもにしてる」
ミア「あ、ありがとうございます?」
シリル「ドコの世の中に胸を揉まれてお礼を言う人間がいるのよ」
ミア「ここにいるよ?……あ、そうだ!テオさんとロードさんが揉んで大きくするのが上手だって聞いたことがあります!」
シリル「もうっ、ミア!火種を撒かないで頂戴!!」(どうせ忘れるから良いケド)
ウル「揉むと大きく……」
シリル「ウルも本気にしないでよ?そんなことになったらアルの手で結社に血の雨が降るわ……」
そう言って想像をしたのか
機械人形らしからぬ遠い目をするシリル。
ウル「とりあえずセリカも触らせて」
セリカ「駄目ですぅ!」
――とりあえず乳ネタになったのでここで一旦終わり!!