- ベンジャミン・ピンカートン……夫。故人。セリカ曰く「あの人」
- ケート……ピンカートン家の機械人形。故人
- ギャリー・ファン……良くセリカの元にサボりに来ている。惹かれているところがあるが、まだ無自覚。実はテロ前に会った事がある。普段は「ファンさん」、2人きりの時は「ギャリーさん」。
- テオフィルス・メドラー……髪色が夫に似ていて嫌なんですぅ。
- リアム・シュミット……姉婿の弟で幼馴染。子供の時は「リアム君」、今は「リアムさん」呼び。
暴走した家事用の機械人形に最愛の夫を殺された哀れな未亡人。
機械人形の暴走から人々を守り、自分と同じ目に合う人を減らしたい。
――というのが表向きの理由で結社に来た女性。
夫の趣味が大陸由来の「ヤマトナデシコ」だったので、彼に合わせて髪も長く伸ばし楚々と生きてきた。
元々はラシアス生まれだが、夫の仕事の関係でケンズへ。
しかし結婚数年目で購入した機械人形が夫の理想通りの「ヤマトナデシコ」だったために徐々に夫の愛情が機械人形へと傾いていき仮面夫婦に。
夫がテロの際に機械人形のケートに殺された際も悲しいよりも、ほっとした気持ちが強かった。
そのため夫の死後、旧姓に戻し髪も初めてバッサリと切った。
ラシアスにある実家は“ミカナギ示源流”という剣術のお家。
(示源流という架空の剣術であり「ちぇすとー」とは叫びません)
本人は
師範代の腕前。
両親は教員。祖父母が剣道教室を営んでいる。
姉(既婚)が跡を継ぐことになっている女系一族。
先祖は東國からの移民で、漢字で名前を書くなら『
世凜伽 御巫』。なお、他の漢字が読めたり書けたりする訳ではなくルーツを忘れないように名前に漢字をあてているだけである。
自身が所属する小隊の長である
エレオノーラ・ブリノヴァを「お姉様」と慕う。目の悪いバーティゴが認識しやすいように、彼女の前では一人称が「私」ではなく「セリカ」になる時がある。
バーティゴに大好きな(バーティゴは嫌いな)キノコを食べさせようと奮闘している。