アペルピシア・セラピア……信頼している同僚。彼女が自分のパーソナルスペースに入って来ても過剰反応はしない。
スレイマン・アスラン……以前病院で見掛けた事があった。苦手なタイプの男性の逆を行くタイプなので今のところ一番理想の男性。アペルピシアの恋人だと分かっているから傍に寄れる。
レイレント出身。
大学卒業後はカウンセラーとして地元で従事していたが、数年後にはスラナにある病院に移る。
物腰柔らかく優しい雰囲気漂うが毒舌。踏み込んで欲しくない精神的距離感、物理的距離感と言うものを自分の中で明確にしておりそれを越えた者に容赦はしない。
カウンセラーと言う身でありながら、にこにこ笑いながら存在を否定する様な言葉を吐く。
彼女の自称する特技「呪い返しを更に返す事」と言うのは、言うなれば毒舌に毒舌で、悪口に悪口で返すのが得意と言う意味でもある。
言葉は毒にも薬にもなってしまうと言うのが理念の様であり、言葉の繰り出しで呪いすら掛ける事も可能だと思っているから。
アンティーク好きと言うが、一般的な感覚のアンティークより更に年代は昔。彼女の部屋は壁画のレプリカ等の土産物が多く飾られている。今も棺型のベッドや窓の無い「王家の墓」の一室を理想としており、部屋の間取りを妄想するのに余念がない。
子供の頃からの夢はレイレントの洞窟に住む事だったが両親に馬鹿にされた事がトラウマになりその後は夢を語らなくなった。
緩く太いお下げと眠たそうな目(本人曰く全く眠くない)がトレードマーク。
名前は某ホラー映画の主人公と霊媒師から。
誕生日はサルバドール・ダリのもの。