薄明のカンテ - カンテの国家権力

概要

立憲共和制。4年に1回大統領選がある。議会は上院と下院に分かれている。

2173年7月16日時点
大統領:ワズクム・イゼナ
首相:メレッツ・イゼナ

政治形態

行政府

国の行政機関のトップ機関。政策を考えるところ。
大統領
国民の直接選挙で決まる、国の代表者。2173年7月16日時点ではワズクム・イゼナ。
政治と軍事の最高責任者。
4年に1回選挙がある。35歳以上のカンテ国で出生した者でカンテ国に15年以上在住の者が被選挙権を得る。現役軍人は立候補できない。現在まで貴族出身者しか大統領になっていない。
ワズクムはギロクの汚染が撒かれた日は国外にいた。
首相
上院国会議員の中から大統領が選び、議員の承認を持って任命される。大統領の指示で内閣を動かす国のNo.2。上院の議長も兼任する。2173年7月16日時点ではメレッツ・イゼナ。
その他省庁
あとでかんがえる……必要な設定を後から追加する。
アカシア
大統領直属の諮問機関。様々な方面の専門家が集まっており、政府に色々と参考になる事を伝える。日本で言う学術会議みたいな感じ。ただし、メンバーの任命はアカシア内で行われる。
カンテ国最高のAI、Meltを所有している。

国会

上院と下院に分かれている。法律を作るところ。
上院(旧・貴族院)
下院で可決された法案を決議する。自分たちで法案を作って下院に提出もできる。
大統領の弾劾裁判ができる。上院の議長は首相が兼任している。
昔の名前の通り、上院には貴族か貴族の縁者でないと入れないが、縁者でも入れない事の方が多い。下院より人数がかなり少ない。
下院(旧・司民院)
法案を提出し、決議する。可決されると上院での決議になる。
昔の名前の通り、司族出身者と一般市民出身者で構成されている。特権階級撤廃を求める声もあるがまだ実現には至っていない。

裁判所

法律を運用するところ。
三権分立した中で一般市民出身者率が一番高い。ほとんどが一般市民か司族の末裔。該当する学部を修了し、司法試験に合格後、規定の研修期間を修了すると裁判官・検察官・弁護士になれる。
裁判官
裁判で判断する人。自力ではなれない。既に裁判官になっている人の推薦が必要。
検察官
本当は行政機関なのでこの項では無いのだが、関わりが深いのでこちらに表記。
弁護士
裁判の時に容疑者に有利になるように立ち回る人。

地方自治体

行政区

幾つかの行政区に分かれている。今までも何度か境界線が変わっている。

行政区の中のトップの町。ソナルト市やミクリカ市など。

行政区の中にある市以外の町。ケンズ町やランツ町など。

村・集落

市や町の中にある集落の呼称。モンパ村、ルナス村など。集落として自治権があるが、市や町の行政下にある。

政党

政党は二大政党と小さな政党がちらほらある。政教分離の原則で、宗教で立場のある人は参加できない。

共和党

「大きな政府」、つまり国で面倒見る幅の広さを掲げている。現在はルルハル家の率が高い。

自由党

「小さい政府」、つまり自己責任率を高くする代わりに失敗の少ない政府になると掲げている。現在はイゼナ家率が高い。

その他

労働党
労働時間の短縮、女性の参画、公共の福祉を掲げている。
青葉党
政治の透明性を叫んでおり、親戚同士の馴れ合いをやめさせると言っている。背後には何かの宗教法人がいるとも言われている。
脱貴族党
特権階級を無くし、元特権階級者すら政治の場から排除しようとしている。最近地味に党員が増えている。
共産党
共産主義こそ一番だとしている。国の監視がある。

軍警

治安維持の行政機関。
日常の社会秩序をメインにした警察と他国からの防衛をメインにした軍隊に分かれている。

警察

日常の治安維持、国民の生命や財産の保護、犯罪捜査などを管轄する。
公務員試験を合格した後、警察採用試験を受けて合格すると警察学校に入れ、卒業後晴れて正式な警官になれる。
エリックは警察学校に入れているので公務員資格は持っている。
武装警察
主に日常の治安維持などの警備、警護を行う。現在進行形の立て篭り事件やテロ対策なども担当する。民間以上軍隊未満。一般市民は武装警察を“軍警”と呼んでいる事が多い。
民事警察
既に起きた犯罪の捜査や分析を行い、裁判所に証拠を提出する。犯罪行為の捜査がメインなのであまり腕っ節は強くない。
警察学校
  • 警察になるには
まず、公務員になれる資格を受験し合格するところから始まる。
その後、高卒者は3類、短大卒者2類、大卒者1類、とそれぞれの該当する採用試験を受ける。採用試験に合格すると身分上は警察官になる。類毎に振り分けられた教場(クラス)で3類と2類は10ヶ月、1類は6ヶ月間修めると卒業になる。
卒業までに警察に向かない人が落とされて行くが、約2割が自主退学に追い込まれたり、脱走したり、違反行為をしたりして辞めていく。(エリックは自主退学に追い込まれました)
3類と2類は卒業後、地域に密着した仕事から始まる。採用試験から4年経過すると昇任試験が受けられるようになり、それぞれ目標にしたい警察の部署を念頭に実績を積んでいく。
1類はキャリア組とも呼ばれ、幹部候補生としての道を最初から歩んでいる。採用試験から2年すると昇任試験が受けられる。
  • 騎乗訓練
軍警学校の必須科目なので全員馬に乗れる。軽い暴動の鎮圧、大規模フェスの警備、地域巡回の時に乗る。式典時の護衛にもなる。
馬術指導と馬の育成にベネット家が関わっている。
  • 発砲訓練
軍警学校の必須科目。警官は拳銃を持っているが、赴任先によっては一生発砲せずにすむ人もいる。
  • 剣術訓練
軍警学校の必須科目。それなりに皆んなできる。外部教官として譜代武功貴族のエーテ家が関わっており、習うのはエーテ流の剣術。
ユウヤミの扱い
仕事内容自体はほとんど民事警察になるが、AGENT.005による監視は武装警察に該当する。担当者のミフロイド・ガニマールは機械人形の管理者の為、武装警察所属である。

軍隊

他国からの防衛を管轄する。災害時の救援活動もする。
公務員試験を合格した後、軍隊採用試験を受けて合格すると軍隊学校に入れ、卒業後晴れて正式な軍人になれる。