薄明のカンテ - カンテの戸籍







概要

日本で言う戸籍ではなく、いわば個籍。国民コード、国民IDなどと呼ばれる。

交付

出生時に個人IDが国から交付される、13桁のコード。アルファベットの大文字小文字と数字が組み合わされている。
一生そのIDを使い続けるが、特例で変更することもある。(DV等で逃げている場合など)
申請に必要な情報は氏名、出生年月日、出生地、現住所、性別など。
姓と名の二つ揃っていないと交付されない。
児童養護施設などに引き取られた子供のうち、姓が不明な場合は職員が付ける。
地名や平凡な姓をつけられることが多い。
(例:ミサキ・ケルンティアは姓名不明だった為、小説家のミサキという名前と平凡な姓のケルンティアを組み合わせて付けられた。)

個人IDの利用

各種行政手続きに使用する。
就職の際に提出したり、銀行口座を作るときにも提示を求められる。
全国民が持つ身分証明書なので一番手軽で信頼度も高い身分証になっている。

岸壁街

また、実質自治権を認める形になっている岸壁街には岸壁街独自の個人登録制度がある。
とは言え、上層のみの登録になっており、中層は地域ごとの管理で、下層や最下層には特になにもない。

移民者

移民者には移民者IDが交付されるが、条件を満たせば国民IDが取得できる。