薄明のカンテ - カンテの教育制度








概要

日本と同じく、小学校6・中学校3・高校3・大学4・大学院2制。医療系大学のみ6年制。
リモート学習・通信学習・オンライン学習の整備も進んでいる。
年度の変わり目は9月。

義務教育

小学校6年間、中学校3年間は義務教育。
公立であれば教育費を政府が払ってくれる。審査が通れば全額を公費で賄ってくれる。
登校拒否はできなくも無いが、ホームスクーリング等の別の手段ができると証明する必要がある。
つまり、カンテ国においての義務教育は「教育を受けさせる義務」ではなく「教育を受ける義務」である。移民が多い事もあり、少なくとも9年間は一律の同じ土台を据えられるようにという考えである。

中学には制服があるが、制服さえきちんと着ていれば怒られない。

岸壁街の上層と中層には非公認ではあるものの、小学校や中学校がある。年齢は適当だが、クオリティは公立学校と大差ない。運営は岸壁街自治団が行なっているので、自治団に人頭税を払っていればタダで通える。

高校

高校は義務ではないが、行く人の方が多い。
大学へ向けた勉強をする高校、工業・商業・農林水産業など分野別の高校がある。職人を目指して弟子入りし、規定の年数を修めれば高卒と同じ資格を持てる。
分野別高校や弟子入り後でも大学に進学可能。

専門学校

中卒以上の資格が必須。職業訓練や資格取得の支援が主な目的であり、卒業後は就職する人が多い。

大学

大学は半分ステータス扱いになっている。最近の調査では大学の学業で何がしたいか特にイメージがないと回答した大学生の割合が増えている。
審査と試験さえパスできれば、何歳でも大学へ飛び級できるシステムがある。大学内でも飛び級制度がある。

大学入試の流れ

国立カンテ大学など難関校は1月出願、3月下旬に合否通知が来る。通知方法は主にメールだが、郵送を指定すれば郵送も可能。
一般的には1月〜3月に出願し、3月〜5月に通知が来る。補欠合格の通知は7月ごろ。
入学手続きはすぐでなくてもいい。

出願方法と審査

日本のように一発勝負の入試形式ではない。一般的には指定書類の提出のみであり、筆記試験はない。面接は学校によってあるか無いか分かれる。
指定されたテーマでのエッセイ、国内一律テストの結果(複数回実施されるので1番良い点のもの)、指定の一般資格のテスト結果、先生の推薦状などを提出する。
提出された書類を多角的に審査するので、一律テストの結果がよくても必ず合格できるとは限らない。