ロナ・サオトメ……結社に来てから前線駆除班に馴染めず居た彼の面倒を最後まで諦めず見てくれた。
紆余曲折あって主人に。
ミサキ・ケルンティア……第3小隊在籍時、トラブル続きで浮いていたアサギを拾ってくれた恩人。
ヘラ……弟の様に可愛がって貰っている為アサギもよく傍にいる。彼女の傍に居て「愛い」と言う言葉を覚えた。
ギルバート・ホレス・ベネット……まだ力をコントロール出来なかった頃、よく建物を壊していた所為で彼の怒鳴り声をよく聞いていた。
エレオノーラ・ブリノヴァ……元上官。強さだけで周りを判断していた頃に唯一敵わなかった人間として強烈に記憶している。少しアップデートした今、当時を振り返り少し申し訳なくも思っている。
ある富豪の男性のボディーガードとして登録された。
しかし、男性が機械人形を無機物としか見做していなかった為不遇な扱いを受ける。
ネット回線を使う事を許されず常に孤独を感じていた。
そんな時、唯一名を与えられ愛玩用として可愛がられていた女性型の機械人形「ウェンズデー」と親しくなる。
ウェンズデーと機械人形独自の同期コミュニケーションは取れなかったが、その代わり言葉を何度も交わした。
ある日ウェンズデーの発案で「アサギと名乗れば良い」と言われるが恥ずかしさから一度も返事をしなかった。
運命の日、充電中だったアサギが目覚めると即座に主人からウェンズデーを破壊して自分を助けろと命令を下された。
ウェンズデーは唯一ネットワーク回線に繋ぐのを許された存在でそれ故に感染した。
充電が充分でなくウェンズデーに遅れを取り主人を死なせてしまう。せめてウェンズデーだけでも止めたかったが、彼女の最後の望みは「アサギの手で壊して」だった。
飲食機能が付いており、食べると言う行為に抵抗は無いが特別好きと言うわけでも無い。
最近はロナの影響かみかんを好んで口に運ぶ事が多くなって来た。
「愛の日」前にウェンズデーに似た人形を購入しており、大事に持っている。